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【WF2020冬】ホビーに新風! 香港メーカー開発の大胆アレンジフィギュア「POSE STYLE SERIES」、「ガオガイガー」と「ゲッターロボ」でスタート!
2020年2月10日 12:21
アートストームは「EX合金」など独自のこだわりを活かしてファンを獲得しているホビーメーカーだが、香港メーカーの「POSE+(ポーズプラス)」の商品も販売している。今回、特にユニークな商品をピックアップしたい。
「POSE STYLE SERIES」では、これまでにない大胆なアレンジでロボットキャラクターを表現していくという。今回は「勇者王ガオガイガー」と「ゲッターロボ」が出展されていた。
驚かされるのはその情報量とボリュームだ。ガオガイガーは装甲の分割、メカディテールの追加で迫力が増している。大きさも通常のロボットフィギュアより大きく、ド迫力だ。肩の新幹線部分がメカディテールが足されることで、元ネタから離れている部分など、好みが分かれそうな部分もあるが、ロボットとしてのこの迫力は凄まじい。
ゲッター1はさらにアレンジが濃い。スタイルはマッシブになっていて、頭部の形状が違っていれば別なロボットに見えるほどだ。腹部や腿部分も分割されており、アレンジのユニークな味が良く出ている。こちらは特に迫力のあるポーズ付けが楽しそうだ。今回は見れなかったが、背中のウィング部分の処理も楽しみである。
もう1つ、こちらは「POSE METAL SERIES」というよりダイキャスト使用に注力したシリーズだが、アニメ「マシンロボ クロノスの大逆襲」に登場する主役ロボ「バイカンフー」がとても興味深かった。
バイカンフーは主人公ロムがケンリュウの中に入り、そこからさらにバイカンフー内部に収納されるというマトリョーシカのような合体方法をとるのだが、「POSE METAL SERIES バイカンフー」はその合体を行なってもポージングが楽しめるというのだ。展示では大きく足を開き構えを取っていた。内部でどうなっているのかと手も気になる展示だ。
ホットトイズや、threezeroなど香港メーカーはホビー業界でその存在感を増しつつある。中国メーカーも含め、ロボットフィギュアや美少女フィギュアでも様々な国の商品が登場しそうである。日本のメーカーは中国市場が好調で発展をしているが、今後どのようになるだろうか。ホビーファンとしては様々なメーカーによる商品が出てくることには喜びたいが、日本メーカーの活躍にも期待したいところだ。