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【WF2020冬】山口氏こだわりのカッコ良さ! 「シン・エヴァンゲリオン劇場版」に向けての海洋堂の注力
2020年2月10日 11:12
カッコイイと素直に感嘆してしまったのが、アクションフィギュア「EVANGELION EVOLUTION エヴァンゲリオン新2号機(仮)」だ。
元の2号機を思わせるのは頭から右腕にかけての部分のみで、左腕から腹、下半身は無骨な装甲に覆われた全く別な素体のようだ。背中には大型ブースターといくつものミサイルポッド、そして構える巨大なガトリング状の武器もゴテゴテと武器がついている。スマートなエヴァンゲリオン像とは対極にあるような重装備である。その新2号機が大きく足を広げ、腰を落として武器を構える。武器から凄まじい攻撃が行なわれるであろうそのポーズが極めてカッコイイのだ。
「EVANGELION EVOLUTION エヴァンゲリオン新2号機(仮)」は“アクションフィギュア”である。このカッコイイ2号機は固定ポーズではなく、可動するのだ。別の場所で本商品は彩色見本と別ポーズで展示されている。駐機姿勢を思わせる腰を落としたポーズもまたカッコイイ。2号機ファンの筆者でなくても“一刻も早く欲しい”と思わせる商品ではないだろうか。
「EVANGELION EVOLUTION」は、“リボルテックヤマグチ”を生み出した原型師の山口勝久氏が手がけている海洋堂エヴァンゲリオンフィギュアのシリーズ。シリーズとして統合されたため、2月発売予定の「初号機」、「2号機」、「零号機」、「Mark.06」はリボルテックシリーズとして発売されていたため球状関節「リボルバージョイント」が使われているが、新規設計となった「EVANGELION EVOLUTION エヴァンゲリオン初号機 刀野薙Ver.」 では、関節も新規に設計されている。「新2号機(仮)」でもこの技術は活用されるという。
ちなみに今回のシリーズ出展に際し、展示品のポーズは1つ1つ山口氏が行なったという。商品のポテンシャルを100%引き出し、なおかつストーリー性を感じさせるポージングが非常に見事だ。
海洋堂はワンフェスで積極的にエヴァンゲリオンブースを展開しているが、今年の6月についに「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の公開が決定し、ブースも力の入った展示が行なわれていた。BANDAI SPIRITSなど様々な商品が飾られ、映画への期待も高まった。海洋堂は6月13日に「エヴァンゲリオン ワンフェス」の開催を発表している。こちらも注目である。