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【JAEPO 2020】120fps対応「太鼓の達人」、愛称は「ニジイロバージョン」に
遅延なしの“逆補正”機能や演奏中止、ドンちゃんのボイスオフなど、豊富なオプションに対応
2020年2月8日 12:52
- 【太鼓の達人 ニジイロバージョン】
- 3月24日稼働開始
バンダイナムコアミューズメントは2月8日、JAEPO バンダイナムコブースにおいて「太鼓の達人」新バージョンのステージイベントを開催し、新バージョンの愛称を「ニジイロバージョン」とすることや、稼働日、細かいゲームオプション、キャンペーンなどについて発表を行なった。「太鼓の達人 ニジイロバージョン」は3月24日、全国のアミューズメントスポットにて稼働開始予定。
「太鼓の達人」新バージョンそのものについては、昨日のレポートでもお伝えした通り、筐体はそのまま、基板とモニターをアップグレードし、シリーズ初となる120fps表示への対応が最大の特徴となる。今回のゲームファン向けのステージイベントでは、それ以外の細かいアップデート内容が告知された。
登壇したディレクターのエトウ氏と宣伝担当の11号氏がまず最初に告知したのは、SNS上で上がっている噂の打ち消し。「太鼓の達人」新バージョンについては、確定情報をあまり出しておらず、噂が尾ひれを付けて広まってしまう状況になっていた。
中でも、“新筐体が採用され、現在の記録がすべてリセットされ、全部いちからやり直しになる”という噂についてエトウ氏は「ご安心下さい」というコメントを繰り返しながら、現在SNS上に出ている情報はすべてバナパスポートを使っていない情報であり、これまでの記録や称号はすべて新バージョンに引き継げることが発表された。なお、段位道場やAIバトルについては、実装時点では一旦お休みとなり、後日パワーアップした状態で再実装される。
続いて、「太鼓の達人」新バージョンの演奏オプションについて細かい解説が行なわれた。新バージョンより曲選択画面に「スパナアイコン」が表示されるようになり、ここから各種オプションを選択できる。
中でも注目は「音符位置調整」。標準では「しない」だが、「右より」、「左より」が選択可能になる。このオプションは、ゲームが新たに120fps表示を実現し、音と音符のズレが大幅に解消されたことで、そのズレになれて練習している「太鼓の達人」ファンが、逆に違和感を感じる事態を解消するため。
このほか、ミスが続発して諦めたい時用の「演奏スキップ」機能や、練習に集中するためにドンちゃんの「○○コンボ!」などのボイスをカットするボイスオフ機能、そしてより難しい状態でトレーニングするための「はやさ」調整機能など、コンソール顔負けの豊富な演奏オプションが用意される。「はやさ」は、通常は1.0で、0.1刻みで速度を変えられ、2.0以降は0.5刻みで速さを変えられる。驚くほど爆速の状態でプレイする事も可能になるようだ。
スコアについては、新たにスコアランクが導入される。「粋」、「雅」、「極」の3段階と色違いでスコアを7段階で評価する。また王冠も、ドンダフルコンボ(すべて良判定のフルコンボ)向けのニジイロに光輝く王冠「ドンダフルコンボ王冠」が導入される。これらの称号は、すべてバナパスポートカードに保存される。
「太鼓の達人 ニジイロバージョン」は3月24日稼働開始で、稼働開始と同時に収録楽曲の募集も行なう。また稼働開始日の発表を記念して、リツイートキャンペーンを本日2月8日から16日の日程で実施する。