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【JAEPO 2020】120fps対応「太鼓の達人」、愛称は「ニジイロバージョン」に

遅延なしの“逆補正”機能や演奏中止、ドンちゃんのボイスオフなど、豊富なオプションに対応

【太鼓の達人 ニジイロバージョン】

3月24日稼働開始

 バンダイナムコアミューズメントは2月8日、JAEPO バンダイナムコブースにおいて「太鼓の達人」新バージョンのステージイベントを開催し、新バージョンの愛称を「ニジイロバージョン」とすることや、稼働日、細かいゲームオプション、キャンペーンなどについて発表を行なった。「太鼓の達人 ニジイロバージョン」は3月24日、全国のアミューズメントスポットにて稼働開始予定。

【大人気の「太鼓の達人」コーナー】
老若男女問わず人気なのが「太鼓の達人」の強さ。ステージイベント後に再度立ち寄ったところ210分待ちになっていた

 「太鼓の達人」新バージョンそのものについては、昨日のレポートでもお伝えした通り、筐体はそのまま、基板とモニターをアップグレードし、シリーズ初となる120fps表示への対応が最大の特徴となる。今回のゲームファン向けのステージイベントでは、それ以外の細かいアップデート内容が告知された。

 登壇したディレクターのエトウ氏と宣伝担当の11号氏がまず最初に告知したのは、SNS上で上がっている噂の打ち消し。「太鼓の達人」新バージョンについては、確定情報をあまり出しておらず、噂が尾ひれを付けて広まってしまう状況になっていた。

【登壇者】
ディレクターのエトウ氏
宣伝担当の11号氏

 中でも、“新筐体が採用され、現在の記録がすべてリセットされ、全部いちからやり直しになる”という噂についてエトウ氏は「ご安心下さい」というコメントを繰り返しながら、現在SNS上に出ている情報はすべてバナパスポートを使っていない情報であり、これまでの記録や称号はすべて新バージョンに引き継げることが発表された。なお、段位道場やAIバトルについては、実装時点では一旦お休みとなり、後日パワーアップした状態で再実装される。

【Q&Aコーナー】
従来通りバナパスポートを使用し、既存のデータを全て引き継げる
段位道場やAIバトルは、一旦停止し、再開発の上後日実装
アジア版についてもすでに準備しており、表記の縦書きを横書きにしているのは海外対応の影響が大きいという

 続いて、「太鼓の達人」新バージョンの演奏オプションについて細かい解説が行なわれた。新バージョンより曲選択画面に「スパナアイコン」が表示されるようになり、ここから各種オプションを選択できる。

 中でも注目は「音符位置調整」。標準では「しない」だが、「右より」、「左より」が選択可能になる。このオプションは、ゲームが新たに120fps表示を実現し、音と音符のズレが大幅に解消されたことで、そのズレになれて練習している「太鼓の達人」ファンが、逆に違和感を感じる事態を解消するため。

 このほか、ミスが続発して諦めたい時用の「演奏スキップ」機能や、練習に集中するためにドンちゃんの「○○コンボ!」などのボイスをカットするボイスオフ機能、そしてより難しい状態でトレーニングするための「はやさ」調整機能など、コンソール顔負けの豊富な演奏オプションが用意される。「はやさ」は、通常は1.0で、0.1刻みで速度を変えられ、2.0以降は0.5刻みで速さを変えられる。驚くほど爆速の状態でプレイする事も可能になるようだ。

【演奏オプション】
難易度設定の左にあるスパナアイコンが新設される
これが演奏オプション

 スコアについては、新たにスコアランクが導入される。「粋」、「雅」、「極」の3段階と色違いでスコアを7段階で評価する。また王冠も、ドンダフルコンボ(すべて良判定のフルコンボ)向けのニジイロに光輝く王冠「ドンダフルコンボ王冠」が導入される。これらの称号は、すべてバナパスポートカードに保存される。

【スコア評価システム】
ドンダフルコンボ王冠。条件を満たしているユーザーには、実装時点で与えられるという
7段階で評価されるスコアランク
新バージョンではこのような形で評価される
集めた王冠やスコアランクは一覧できる

 「太鼓の達人 ニジイロバージョン」は3月24日稼働開始で、稼働開始と同時に収録楽曲の募集も行なう。また稼働開始日の発表を記念して、リツイートキャンペーンを本日2月8日から16日の日程で実施する。

【3月24日稼働開始予定】