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【JAEPO 2020】「ドラクエ」初のメダルゲームに来場者殺到!
「ドラクエ」ファンにはたまらないギミック満載の「星ドラ キングスプラッシュ」
2020年2月7日 15:54
- 2月7~8日開催(※7日は関係者のみ)
- 会場:幕張メッセ 国際展示場ホール
- 前売券 1,300円 当日券 1,500円(税込)
- 小学生以下無料
1月18日に初お披露目され、「ドラゴンクエスト」シリーズ初のメダルゲームということで話題を集めた「星のドラゴンクエスト キングスプラッシュ」。現在幕張メッセで開催されているJAEPOにおいて、タイトーはブース内で本作をメインコンテンツとしてアピール、多くの関係者を集めていた。筆者も体験できたのでインプレッションをお届けしたい。「星のドラゴンクエスト キングスプラッシュ」は2020年稼働開始予定。
「星ドラ キングスプラッシュ」は、スマホ向けの「ドラゴンクエスト」タイトルである「星のドラゴンクエスト」をモチーフとしたマスメダルゲーム。大型筐体の上部中央にキングスライムが鎮座し、その周囲には色とりどりのスライムが配置され、「ドラクエ」内のカジノのような楽しい雰囲気になっている。6組のプレイブースがある大型筐体で、最大12名が同時にプレイできる。
ゲーム性は、業界的にはプッシャゲームと呼ばれる、いわゆる“メダル落とし”ゲーム。手元の投入口からメダルを投入し、投入されたメダルによってフィールド内のメダルが推され、それによってこぼれ落ちたメダルがフィールド内のスライムを通過することで、正面パネルのスロットを回すことができる。スロットの結果によって、数十枚のメダルが当たったり、各種ミニゲームやジャックポットチャンスに挑むことができる。
筆者が最初に座って感動したのはBGMがすべて「ドラゴンクエスト」だということだ。通常時のBGMは、「ドラゴンクエストウォーク」でも使われている「ドラゴンクエストIII」のフィールド曲「冒険の旅」だし、ダンジョン、カジノなど、シリーズお馴染みのテーマが各所で採用されている。もちろんSE(サウンドエフェクト)も全部「ドラクエ」だ。従来の大型メダル筐体と違って、「ドラクエ」ファンならスッとなじめる感じがいい。
ゲーム性については、ギミック盛り盛りの大型メダル筐体の分野ではかなりシンプルで、基本的にはメダルを投入してスロットを回すだけだ。その代わり、モニター内の演出にかなり工夫が凝らされている。基本的な流れは、スロットを回してジャックポットチャンスを得るというアプローチと、メダルが散らばるフィールドに点在する“なかまモンスター”カプセルを落として、なかまモンスターをパーティーに加えてボスバトルに挑むという2軸で構成されている。
とりわけ、“なかまモンスター”カプセルのギミックは、本作のユニークな特徴で、カプセルを落としたら、そのなかまモンスターフィギュアがプライズとして貰えるわけではなく、そのまま回収されて、その代わりにモガマルのパーティーに加わる。このメダル投入というメダルゲームの基本動作が、「ドラクエ」の基本であるなかまを増やすという行動に繋がるのが本作の「ドラクエ」らしい要素だ。
カプセルは、スロットで比較的頻繁に当たるようになっており、どんどんフィールド上にカプセルが増えていく。これをスロットの小~中当たりで流し込むようにして落とし、3体集めてボス戦に挑む、というのが基本的なゲームの流れだ。
筆者はアルミラージと盗賊の2体を揃えたところでタイムオーバーとなり、ボスバトルまで挑めなかったが、スロットを回し続けるのと、カプセルを落とすために、気づけばかなりのハイペースでメダルを使っていて、なかなか吸引力のあるゲームだと感じだ。大当たりを引き寄せるためにはかなりのメダルと時間が必要そうで、腰を据えてじっくり楽しむべきメダルゲームと言えそうだ。