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タイトーとセガ・インタラクティブが、ゲームネットワーク通信回線の共同利用に関して合意を発表

2月7日 発表

 タイトーとセガ・インタラクティブ(以下、セガ)は、セガが展開するネットワークシステム ALL.Netと、タイトーが展開するネットワークシステム NESYSにて、ゲームネットワーク通信回線の共同利用を合意したことを発表した。

 両社は、これまで個別に、アミューズメント施設における高速かつ安定したゲームネットワーク環境を提供するために様々な試みを行なってきた。その一環として、使用するゲームネットワーク通信回線等の見直しを図っており、両社ともにゲームネットワーク通信回線を「IPv6 IPoE接続」に変更して使用することが、現在のアミューズメント施設のゲームネットワーク環境として最適であるとの結論に至った。しかしながら、新しい通信回線の導入に際してはアミューズメント施設を運営する店舗に負担もかかることから、従前より「IPv6 IPoE接続」を採用しているセガのALL.Net回線を、NESYSでも利用することが最善の方法であると考え、今回の合意に至った。

 両社は今後、ネットワーク回線を共同利用することで、サービス品質向上と利便性向上を図り、アミューズメント業界の活性化に寄与していくとしている。なお、具体的な通信回線の切替スケジュール・内容等の詳細については、各社のWebページなどに掲載される。

【共同利用するゲームネットワーク通信回線】

切替前:IPv4 PPPoE接続
切替後:IPv6 IPoE接続

【NESYS】

 タイトーが提供するアーケードゲーム用ネットワークシステム。各地のゲームセンターに設置されているゲーム筐体にインターネットを通じてネットワークで接続することにより、通信対戦や全国ランキング、プレイデータの保存などのサービスを提供する。対応タイトルは「 NESiCAxLive」、「 NESiCAxLive2」、 「電車で GO!!」、「ディシディアファイナルファンタジー」、「星と翼のパラドクス」等。

【ALL.Net】

 ALL.Net(オールネット)は、セガが提供するネットワークサービス。アーケードゲームをインター ネットでつなぐことにより、通信対戦や、全国ランキング、プレイデータの保存を可能にする。