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本郷奏多さん、栗山千明さんら豪華すぎる俳優陣登壇! 「Death Come True(デス カム トゥルー)」制作発表会が開催!

6月 発売予定

価格:1,900円(予定)

 イザナギゲームズは、2月6日に実写ムービーゲーム「Death Come True(デスカムトゥルー)」の制作発表会を新宿バルト9にて開催した。

 本作「Death Come True」は、映画とゲームを融合させたインタラクティブコンテンツというジャンルの作品。プレーヤーの選択によってストーリーが展開され、実写を取り入れることでより没入感のある体験が大きな魅力となっている。

 ステージには主演を務める本郷奏多さんや女優の栗山千明さんら出演者5名と、「ダンガンロンパ」シリーズなど手がける小高和剛氏、イザナギゲームズのプロデューサー兼CEOの梅田慎介氏、安藤隼人氏らが登壇。ネタバレには極力配慮しつつ、本作の制作秘話などが語られた。

左から梅田慎介氏、安藤隼人氏、小高和剛氏、本郷奏多さん、栗山千明さん、森崎ウィンさん、梶裕貴さん、山本千尋さんが登壇

 最初に登壇者の簡単な挨拶が終わると、謎に包まれた本作のティザー映像が公開。およそ6分にも及ぶ映像では、作中のミステリー要素がふんだんに取り入れられた動画となっていた。実写を取り入れた作品であるため、アドベンチャーゲームで重要になってくる選択肢は「主人公からみた思考」のようなUIで表示されるようだ。また、今回新たに判明した情報として、本郷さん演じる主人公は死んでも「タイムリープ」してリトライできるという点だ。警官に銃で殺害されたシーンの後に「あなたは死にました 続けますか」というメッセージが表示され、選択をやり直すことが可能となってるようだ。

【Death Come True (デスカムトゥルー)ティザー映像 第3弾/Death Come True Teaser Vol.3】

 後に行なわれたトークショーの栗山さんが述べたコメントで判明するが、主人公は「死んでも記憶が残る」という能力を持っているらしい。その能力のおかげで主人公とプレーヤーと記憶が一致する。これは、生と死を繰り返すことにより、時系列がやや戻ったところでリスタートするため、ストーリー全体を掴みやすくする施策となるだろう。

銃口を自身の頭に突きつけているシーンも見られ、どのような意図があるのか非常に興味深い

 会場には大きなスクリーンが用意されていたため、本作に関するいくつかの発表も行なわれた。公式インスタグラムを定期的に更新していくことや、英語や韓国語など多くの言語に対応すること、また6月に発売されるということも新たに発表された。中でも本作の価格が1,900円(予定)であるということが明かされると、価格は出演者にも明かされていなかったようで「安すぎ!」という驚きのコメントが発せられた。小高氏は「映画と同じ感覚で遊んで欲しいためこの価格にしました。低価格に抑えたので全部のプラットフォームで買って欲しい」とコメントした。

主題歌はロックバンドの「神様、僕は気づいてしまった」が担当
本郷さんも改めて安すぎるんじゃないかとコメント
小高氏は、お手頃な価格に設定したことを受けて「今日いらっしゃた皆さんはわかってますよね!(買ってくださいね)」と述べた
佐藤二朗さんはビデオ出演で出演。自身の演技について、本作はゲームであるが映画やドラマと替わらぬ演技をした、とのこと

 出演者への質疑応答では、司会者から様々な質問が投げかけられた。細かなことがネタバレにつながってしまうため、質問の内容に気を配りながら自身の意見をコメントしていた。

栗山さんは演技をする上で、自身のキャラクターは「タイムリープ」しても記憶が残らず、対する本郷さんの演じる主人公は死んでも記憶が残るため、自身との記憶で齟齬が起こらないように気をつかった、という
森崎さんは、多くの選択肢があるぶんキャラクターの設定や内面が深く描かれているため、作中のキャラクターにのめり込むことができたそうだ。また、ロケ地が簡素なビジネスホテルかと思っていたが、とても豪華なホテルで驚いたとのコメント
山本さんは、撮影に参加した時間は少ないが自身のキャラクターとは異なる人物を演じたので注目してほしいとのこと
大変だった点を聞かれると梶さんは、説明をナレーターとして務めることが多かったため、プレーヤーにわかりやすく伝えられるよう演じたそうだ
これから遊ぶプレーヤーに向けて、本作には重要な選択があり、そういった部分を一緒に遊んだ人と「どっちを選択した?」と話すのも面白いと思うので是非遊んでほしいです、本郷さんは自身の意見を述べた
走ったりするアクションシーンが多かったため、栗山さんは撮影中は筋肉痛になってしまったという裏話も
本郷さんは、「ダンガンロンパ」もプレイしており、もし出演していなかったとしても本作を購入するだろうとコメント
「BROKEN」という文字と、くまのプーさんが描かれたパーカーで登壇した小高氏、小高氏が関わるクマといえば……

 まだまだ、詳細が明らかになっていない作品であるが、発売が4カ月後に迫っている。インタラクティブコンテンツとしてゲーム業界に吹く新たな風となるのだろうか。今年注目の作品として目が離せない。