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「あつまれ どうぶつの森」、当面「セーブデータお預かり」には非対応。ゲーム内におけるセーブデータの仕様が公開

「独自の形でセーブデータをバックアップする機能を検討している」

3月20日 発売予定

価格:5,980円(税別)

 任天堂は、Nintendo Switch用シミュレーション「あつまれ どうぶつの森」のセーブデータにおける仕様を公開した。

 今回の情報は「あつまれ どうぶつの森」のパッケージ版の予約が2月8日より開始されることを受けた特設ページに「2月6日追記」として記載されていたもの。

 新たに公開された内容としては、「本ソフトのセーブデータは、『ユーザーの引っ越し』や『セーブデータの引っ越し』に対応していません。もし『2台目の本体』をご購入された場合、元の島のデータを別の本体に移動させることはできませんので、ご注意ください。」という記載と、「本ソフトは、Nintendo Switch Onlineの『セーブデータお預かり』には対応していませんが、Nintendo Switch本体の故障・紛失・盗難に備えて、本ソフト独自の形で、セーブデータをバックアップする機能を検討しています。本機能のご利用はNintendo Switch Online加入者に限られます。対応時期は未定です。時期が決まり次第、お知らせいたします。」というもの。

 簡単にまとめると、前者は新たにSwitchを購入したとしてもゲームデータは移行できない。そのため2019年9月に発売されたバッテリー残量が増えたSwitchやSwitch Lite、今後発売されるかもしれない新たなSwitchのモデルにはデータを持ち越すことができないということ。また後者は、何らかの形でSwitch本体を破損・紛失してしまった場合“現状は”「セーブデータお預かり」に対応していないためデータが無くなってしまうということだ。

 これは本体の時間を操作することにより、入手できるアイテムの不正な獲得を防止するためや、プレーヤー間でマルチプレイで遊ぶ際に時間が異なってしまう問題を防ぐの施策だと思われる。しかしながら、何らかのアクシデントにより本体を破損させてしまった場合、「セーブデータお預かり」ができないため、データが無くなってしまう可能性があるという点は、プレーヤーとしては不安な要素になりかねない。

 記載されている通り、“本ソフト独自の形で、セーブデータをバックアップする機能を検討している”とのことなので、今後の対応に期待したい。