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「MODEROID クルーズチェイサー ブラスティー」、1980年代のPCゲームロボが復活!
差し替え変形、新デザインマーキング、当時の資料を復刻!
2019年12月24日 12:00
グッドスマイルカンパニーは、プラモデル「MODEROID クルーズチェイサー ブラスティー」を2020年4月に発売する。価格は7,182円(税込)。本日12時より予約を受け付けている。
「クルーズチェイサー ブラスティー」とは、1986年にPC-88シリーズを皮切りに、X-1、PC-98といった当時のパソコンで展開したゲーム。スクウェア(現:スクウェア・エニックス)により、当時流行していたコマンド式RPGの1本として開発された。
当時からビジュアルの評価が高かったスクウェアは、他のゲームと差別化するために「ブラスティー」の戦闘シーンに「アニメーション」を採用。RPGとしてのゲームシステムは標準的だったが、戦闘シーンでは当時のゲームとしては驚異的なアニメーションシーンが展開した。尺こそ短かったが、派手なパースとカメラワークで、主役メカ・ブラスティーや敵メカが飛び回り、ミサイルを発射し、レーザーソードで斬りかかるのだ。
ロボットの設定画、戦闘シーンのアニメーション作画を担当しているのは、日本サンライズ。メカニックデザインは明貴美加氏が担当している。「機動戦士ガンダム」を始め、現在でもロボットアニメのトップと言える会社がアニメや設定で協力したゲームとして話題を集めた。しかしパソコンゲームはプレーヤーが少なく、「ブラスティー」は残念ながらメジャーな存在とは言えないだろう。だからこそ今回のプラモデル化はファンにとってとてもうれしいものであり、新しいファンを得るチャンスと言えるだろう。
「MODEROID クルーズチェイサー ブラスティー」は、主役メカ・ブラスティーを立体化している。最大の特徴であるロボット形態である「ガンナー形態」から、巡航形態への「シューター形態」への変形を差し替えで実現している。パーツを白、赤、グレー、黒、青、クリアの6成型色で色分けしており、組み立てるだけで設定に近い雰囲気にできる。キャノピー、シールドをはじめ各所にクリアパーツを使用。
プラモデルのパッケージには、当時のゲーム用パッケージのイラストとして描き起こされた橘田幸雄氏による当時イラストを復刻使用。ディテールアップ用にメカニックデザインを担当した明貴美加氏による、新デザインマーキングデカールが付属する。さらにゲームに付属していた設定資料集(復刻版)が付属するという、ファンにはたまらない仕様だ。
大型の砲が直接接続されたボディ、大きなセンサーユニット、あらゆる方向に噴出口を向けることができる球形のスラスターユニット、ガンダムにはまだ使用されていなかったビームシールドなどなど、サンライズメカとしても注目である。ファンならずともチェックして欲しい商品だ。
(C)サンライズ































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