高速無線技術「HyperSpeed」を搭載したゲーミングマウス「Razer Basilisk Ultimate」などが2製品がRazerより登場

　Razerは、FPS向けゲーミングマウス「Basilisk」シリーズより新たに2製品を12月20日より発売する。価格は「Razer Basilisk Ultimate」は19,800円（税込）で、「Razer Basilisk X HyperSpeed」が6,980円（税込）。

　今回発売される「Razer Basilisk Ultimate」は「Basilisk」シリーズの最上位モデル。回転の抵抗を調整できるスクロールホイールや、マウス感度を一時的に変更できるクラッチボタンといったシリーズの特徴はそのままに、フルモデルチェンジされた。右手に最適化したエルゴノミクスデザインも本製品の特徴。デザインもブラッシュアップされ、既存モデルより右ボタンが長く、中指を置きやすい凹型の弧を描くようになり、快適なフィット感が得られる。

　マウスとしての基本性能も「Razer Viper Ultimate」と同等の、Razer史上最高の水準になった。ワイヤレス技術には、主要ワイヤレスゲーミングマウスより25％もの高速化を実現した「Razer HyperSpeed」を採用。トラッキングセンサーには、従来のセンサーを大きく上回る20,000DPIの解像度と、99.6％の解像精度を誇る「Razer Focus+」技術を投入。そのほか、トラッキングセンサーが反応する高さを「持ち上げるとき」と「下げるとき」のそれぞれで設定して操作精度を高める「非対称リフトオフ」機能、自動キャリブレーションでどんなマウスパッドでも精度を一定に保つ「スマートトラッキング」など、さまざまな新機能が搭載されている。

　なお、Razer Basilisk Ultimateには、Razer Chroma対応の充電ドック「Razer Chroma Mouse Charging Dock」と、本体と接続することで有線マウスとして動作する「Speedflex ケーブル」が付属する。

　もう1つの「Razer Basilisk X HyperSpeed」はマウスの基本性能とカスタマイズ性を高レベルで実現しつつ、価格を抑えた商品。「Razer HyperSpeed」を搭載し、ワイヤレスモデルながら反応速度にも優れている。基本的なデザインは「Razer Basilisk Ultimate」と同様で、右手に最適化したエルゴノミクスデザインが、従来モデルからアップデートされている。

　トラッキングセンサーには、99.4％の追跡精度を誇り、最大16,000DPIに対応する「RAZER 5G 高性能オプティカルセンサー」が採用されている。無線技術は、主要ワイヤレスゲーミングマウスより25％もの高速化を実現した「Razer HyperSpeed」と、省電力性に優れたBluetoothの2つに対応。軽量性を重視して乾電池一本で動作し、「Razer HyperSpeed」の場合は最大285時間、Bluetoothの場合は最大480時間使用することができる。