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語彙力を失うほどただただ可愛い「ジェネ」のフィギュアに心を奪われた!
"柔らかさ"と"硬さ"が同居。見どころ満載なるほど"重力"
2019年11月30日 19:07
コトブキヤは、メガハウスが主催するフィギュアの展示イベント「メガホビEXPO 2019AUTUMN」にて、「ファンタシースターオンライン2 es」より1/7スケールフィギュア「ジェネ(ステラメモリーズVer.)」を出展した。現在は監修中のステータスで、価格・発売日は未定。
みんな大好き縦セーターと「PSO」シリーズらしいメカニカルな装備、衣装の上からでもわかる肉付きのいい豊満なボディと絶対領域、そしてパチリとウインクを決めた表情とキラリと光る八重歯……と、卒倒しそうなほどに魅力がみっちりと詰まった本フィギュアは、イラストレーターのNidy-2D-氏によって書き下ろされたイラストをもとに立体化されたアイテムだ。
会場では既に2020年4月に発売が決定している「マトイ Nidy-2D-Ver.」と横並びで展示されており、向かって右寄りにポーズを決めるマトイと、同じく向かって左寄りにポーズを決めるジェネのコンビがバッチリと決まっていた。両フィギュアはもともとペアで設計されていたということだが、実物を見るとその話も大いに頷きながら納得できる出来栄えだ。
担当者によれば「フィギュアは全てそうした側面がありますが」と前置きしつつ、やはり今回はNidy-2D-氏のイラストの持つ魅力を立体物として再現することに苦心したのだという。イラストは平面であり一方向から見るものだが、フィギュアは360度全方位から眺めるものであるため、全ての角度で矛盾なく、かつ魅力的なものにするために調整を重ねているのだそうだ。
実際このジェネはどの角度から眺めても魅力的だ。キャラクター造形の可愛らしさはもとより、セーターの作り込みや"布感"も凄いし、そうした柔らかな部分と対比するかのように、メカ部分の作り込みやソリッドな質感が映える。ちなみに、どうしても我慢できずに「胸……すごいですね」とストレートに話を振ってみたところ、担当者からは「重力がうまく表現できましたね」と極めて大人な回答が返ってきた。なるほど、重力。
正直に告白すると、筆者はこの「ジェネ」というキャラクターを知らなかった。それでもメガホビEXPO会場で展示されている数多のフィギュアの中でも一際目を惹き、思わず足を止めて見入ってしまほどに魅力的なフィギュアだったのである。見どころは数あれど、最終的にはめっちゃ可愛い!!!というドシンプルな感想が自然に出てくるような作品だ。現在は監修中とのことなので、製品版の発売日や価格など詳細の発表を楽しみに待ちたい。