ニュース
Phil Spencer氏、Xbox版「ファイナルファンタジーXIV」について「吉田さんと共にXboxで展開できる道を模索している」とコメント
2019年11月15日 07:35
MicrosoftでXboxビジネスを統括するPhil Spencer氏は、英国ロンドンで開催されているXboxのユーザーイベント「X019」のメディアブリーフィングに登壇し、今回Xbox Game Passの追加ラインナップに含まれなかった「ファイナルファンタジーXIV」について「吉田さん(「FFXIV」プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏)と共にXboxで展開できる道を模索している」と語り、Xbox Oneあるいは次世代機Project Scarlettでの展開に含みを持たせた。
X019では、XboxのサブスクリプションサービスXbox Game Passに、世界中でファンが多い「ファイナルファンタジー」シリーズから10タイトル、「キングダムハーツ」から2タイトルなどを新たに加えることを発表(関連記事)。会場にはブランドプロデューサーの橋本真司氏らも登場し、正式発表を祝った。
しかし、今回唯一含まれなかったタイトルが「ファイナルファンタジーXIV」となる(「ファイナルファンタジーXI」はXbox 360でサービスし、すでに終了している)。Spencer氏は、自ら来日して吉田氏とコミュニケーションを取ったことを明らかにし、「お互いに熱意を持ってXboxで展開できる解決策を模索している」と語った。
Xbox Oneでは、「黒い砂漠」や「ファンタシースターオンライン2」など、オンラインRPGタイトルのラインナップを強化している。「ファイナルファンタジーXIV」はクロスプラットフォームMMORPGとして確固たる地位を築き上げたタイトルとして、Xboxにおける“欠けたピース”として是が非でもXboxで展開する考えのようだ。