ニュース

G-STAR GAMINGを率いる尻職人は歴戦の猛者を倒して“ドン勝”できたのか!?

「マウスコンピューター ドン勝ハロウィンナイトVol.2」が開催

10月31日開催

会場:e-sports SQUARE AKIHABARA

 昨年も開催されて好評だったマウスコンピューター主催のハロウィンイベント「マウスコンピューター ドン勝ハロウィンナイトVol.2」が10月31日、東京秋葉原のe-sports SQUARE AKIHABARAにおいて開催された。イベントには事前申し込みをしたプレーヤー40名が参戦。「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」(以下、PUBG)による戦いを繰り広げた。

 今日はハロウィンということもあり、参加者には「コスプレをして参加すること」という条件も。持っていない人には貸し出しをするという、かゆいところに手が届く仕様だ。参加者は思い思いのコスプレをして「PUBG」を楽しんでいた。

多くの参加者でにぎわった会場のe-sports SQUARE AKIHABARA

 なお、このイベントには、マウスコンピューター「G-Tune」が協賛するプロゲーマーチーム「G-STAR Gaming」に所属する、グラビアアイドルの倉持由香さんと野々宮ミカさん、夏乃さやかさんに加えて、Crest Gamingに所属するタレント・ストリーマーの梨蘭さんも参加してのマッチとなった。

ゲストとして登場した倉持由香さん(右)、野々宮ミカさん(中)、夏乃さやかさん(左)
倉持さんはスペツナズヘルメットLv3を装備
気合を入れたゾンビ風メイクをした梨蘭さん

 マッチプレイは「スクワッド」、「デュオ」、「ソロ」の3戦が行なわれ、それぞれにドン勝した人・チームには、スクワッドではゲーミングマウス「GT20」が、デュオではリフレッシュレート144Hzのiiyamaゲーミングモニター「G-MASTER GB2560HSU-2」が、ソロでは何とノートPC「NEXTGEAR-NOTE i5565SA1」が賞品として贈呈された。さらにゲストの倉持さんたち4人を倒すと「ゲスト打倒賞」としてマウスパッドがプレゼントされた。

解説をつとめたのはシンイチロォさんとDetonatioN Gaming所属プロゲーマーMelofoviaさん

とりあえずは肩慣らしのスクワッドから

 まずは4人ひとチームとなって戦うスクワッドから対戦開始。フィールドはエランゲルだ。なおゲストが操作するキャラクターだが、倉持さんはパンツ一丁のおじさん、野々宮さんはジーンズとTシャツ、夏乃さんは無課金キャラなのでTシャツにズボンを着た白髪のおじさん、梨蘭さんはアジア大会で景品としてもらった赤いジャージを装着していた。

試合直前とあって緊張しているゲストチーム
と思ったら笑顔でポーズを決めてくれた倉持さん。プレイ前なのでフラッシュは遠慮していたが大丈夫そうなのでしっかりと撮影
しかしマッチがスタートするともちろん真剣に

 輸送機は南から西に流れていくパターン。武器がたくさん落ちている「ミリタリーベース」を目指す手慣れたチームがいたが、敵に会うのを避けてか、最後まで粘って南北ジョージへ落下するチームが集中した。しかし悲劇はすぐに訪れる。最初に示された安全地帯はまさにミリタリーベースを中心とした円となった。

輸送機は南から西へ
そしてこの円が表示されたときは場内からどよめきが

 ジョージに集まったチームは削り合いながらの進行を余儀なくされるが、クルマを手にしたあとは早々に撤退へ移行。ゲストチームも2台クルマを確保して、西の端から2名+2名でミリタリーベースを目指す。ただ、北ジョージを目指していたチームはクルマを見つけることができずかなり厳しい展開に。容赦なく電磁パルスが襲う。

倉持さんたちはクルマを確保して移動
中には船で移動するチームも登場したほか、銃撃戦まで展開。これにはMelofoviaさんも「とてもレアなケースですね」と語る

 そしてそのあともミリタリーベースを中心にバトルが展開される。どんどんと小さくなっていく安全地帯。それに合わせてチームも集まってきてバトルが開始される。

次第と狭まっていく安全地帯
下の黄緑の固まり(チーム11)がゲストチーム。そのほかのチームも集結しだしてヤバい状況に……
ゲストチームは家に隠れて相手を狙う作戦か。これは倉持さん

 ここで停滞状況を打破しようと思ったのか、クルマでの移動を図るゲストチーム。しかし移動途中に次々と倒されていき、最後にクルマで移動していた野々宮さんもあえなく餌食に。倒したのはチーム10だ。そんな中でも試合は粛々と進行し、勝利したのはゲストたち横に陣取る「PUBG」界でもその名を知られる猛者ばかりが集まるチーム1だった。これには「大人げない」とコメントするMelofoviaさん。

ドン勝となったのはチーム1。北ジョージに降り立ったものの窮地を脱して勝利を得た

そしてデュオへ。次第に潰し合いが始まる

 4人で戦うスクワッドの場合、誰かが倒れたとしてもほかの3人が生き残って戦いきれば勝利となるため、何となく伸び伸びと試合を進められるかもしれない。しかし今度はチームメイト2人で戦わなければならない。これは、4対3になってもなんとかなるが、2対1ではほぼ死を覚悟しなければならないほど、難易度が上がる。ノックダウンしないことが求められるのだ。

 デュオでは隣同士の人でチームを組むことに。ゲストチームは倉持さんと夏乃さん、野々宮さんと梨蘭さんのチームに分かれた。デュオで使用されたマップはサノックだ。

 サノックの特徴は、中央にブートキャンプがあり、ここでも強い武器を手に入れられるということ。これを目指すチームが多いと思われたのだが……、結果としては誰もブートキャンプに降りず、その周囲に散らばることとなった。

今回も南から西に侵入していく輸送機

 しかし開始早々に悲劇が起きる。「ひゃあ!」という叫び声とともに梨蘭さんがやられる。武器を探している間に倒されてしまったそう。そのあとゲームが終わるまでやることもないので、ということで解説席に回る梨蘭さん。

 そんな中で意外と健闘しているのが野々宮さん。かなりの手練れで、パートナーの梨蘭さんが倒されたあともひとり健闘を見せた。ちなみに倉持さんと夏乃さんはクルマでの移動中に狙撃されて敗退。野々宮さんはひとりで頑張ってはいたのだが、敵に撃たれたあと、位置がわからなかったために伏せて周りをひたすら銃撃。しかし相手からは丸見えとなっていたので敵から撃たれてあえなく終了となった。

急きょ解説席に参加した梨蘭さん
残念。敗退!
狙撃されて伏せるも……倒される野々宮さん
非常に悔しそうな表情を見せる

 今回もハロウィンナイトだから? というわけではないのだろうが、安全地帯は北方のカオ(Khao)を中心に展開。しかも半分以上が海の中というしびれる位置取りに。そのため小さな家の中でのバトルが繰り広げられた。最後は小さな丘での戦闘となり、ドン勝はチーム21がゲットした。これには「予想したとおり混戦になりましたね」とMelofoviaさん。ただ、最後に残ったのは、いろいろな大会でも顔を出している強いチームだった。

何という天の配剤
狭い家屋の中での駆け引き
小高い丘に集結
ドン勝はチーム21

自分以外はすべて敵だ! 本物のドン勝をもぎ取れ

 最後はソロでの戦いだ。これこそが「PUBG」の醍醐味といったところだろう。ゲストチームとは言っても、お互いが敵として対峙しなければいけない。

 今回もマップはサノック。輸送機は北から南へと進入する。そしてここでも「?」なことが。なんと今回もブートキャンプを避けて、そこには誰も降りないという展開に。Melofoviaさんも「これは……」と絶句する。次に示された安全地帯は北東部だが、また「ひゃあ!」という叫び声。えーと、また、なんですね? はい。梨蘭さんがやられました。

ブートキャンプを避けて降りていくプレーヤーたち
北東部が安全地帯として示される
これが倉持さんのパンツ一丁おじさんキャラ
梨蘭さんはもはや定位置となってしまった解説席へ

 そうこうしているうちに開始6分が過ぎたが、倉持さんと夏乃さんが相次いでやられる。ソロ戦だと容赦ないのが相手プレーヤー。野々宮さんはこちらもまた健闘していたのだが、開始8分過ぎに狙撃されて終了した。

倒されてお互いを慰め合う倉持さんと夏乃さん
ガチで頑張っていた野々宮さんだが、あえなく倒される

 ソロのしびれるような戦いはパラダイスリゾート付近を中心に展開することに。家屋に隠れ、岩に隠れ、草むらに隠れつつ敵を倒していくプレーヤーたち。最後に残った2人はお互い知られた強いプレーヤー。そしてドン勝となったのはSianblueさんだった。ちなみにSianblueさんは昨年のVol.1でもドン勝を勝ち取っており、2年連続のゲットとなった。

エリアがだんだんと絞られていく
残ったのはRicostyleさんとSianblueさん
そしてドン勝はSianblueさんが勝ち取った

 こうして3時間にも及ぶイベントが終了した。ハロウィンの夜に集まって「PUBG」をプレイするだけなのに、とても楽しい時間が過ごせたと思う。ぜひVol.3もお願いしますね! マウスコンピューターさん!

ハロウィンらしく仮装コンテストも開催された
倉持由香特別賞はこの方に。スペツナズハロウィン仕様
コスプレコンテスト3位はカエルのかぶり物をした人。どうやらこれは今日だけでなく、いつもこのコスプレで登場するらしい
2位はこの女性。ちなみに某出版社の編集者とのこと
僅差で1位になったのがこの方。ちなみに男性です