近藤和久氏の「ゲードライ(G-3)」驚きの出展！　エルメスの後継機を近藤テイストを活かして変形アクションフィギュアに！

　「TAMASHII NATION 2019」出展商品の中で“最も攻めた商品”として担当者が語ったのが「＜SIDE MS＞ ゲードライ」である。あえて商品カテゴリーは未定となっている。発売日・価格も未定だ。

　担当者が“攻めた”というには理由がある。ゲードライ(G-3のドイツ語読み)は、コアなガンダムコミックを執筆する近藤和久氏オリジナルのMSである。近藤氏は“ジオン側”のストーリーを書いたものが多く、展開も含めてアニメとは違う展開を見せている。登場するMSも独特のテイストがあり、オリジナルのメカも多い。彼がアレンジした作風やオリジナルMSはモデラー達の創作意欲を刺激し、ガレージキットなども制作されている。

繊細さと大きなパーツの独特の味があるデザイン

　ゲードライはNT専用機であるエルメスの後継機であり、キュベレイとの関係性も深い設定だ。「＜SIDE MS＞ ゲードライ」はそんなMSを完成品アクションフィギュアとして商品化しようという挑戦なのだ。繊細な造形とバインダーを含めた大型のパーツの独特のバランス、作中の雰囲気を再現するシルエット、複雑な変形機構と様々な課題をどうクリアするのかに注目したい。とても味のあるMSでぜひ商品化して欲しい。

【＜SIDE MS＞ ゲードライ】