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高橋名人、吉本初のプロゲーマー相手に衰えない腕前を披露!TGSステージで「PCエンジン mini」を使った3本勝負を開催

「スーパースターソルジャー」の秘話など名人ぶっちゃけトークが炸裂!

9月14日 開催

 KONAMIは、東京ゲームショウのKONAMIブースにて「PCエンジンmini 3本勝負!高橋名人 VS 吉本初プロゲーマー」を開催した。

 本ステージは高橋名人と、吉本初のプロゲーマー「裏切りマンキーコング」がPCエンジン miniに収録されているタイトルで、3本勝負を行なうという内容だ。勝負の内容ももちろんだが、名人のぶっちゃけトークが輝いたステージだった。

 登壇早々にPCエンジンの営業戦略の話をする高橋名人。「PCエンジンを売るときにどうやれば買ってもらえるか。それは当時普及していたファミコンが刺さっているRF端子を抜いてもらって、PCエンジンに挿せばそのまま動く」という戦略を取ったというぶっちゃけた話からスタートした。

 また独特なHuCARDにも言及。「当時はバブルだったので大人が財布にクレジットカードをたくさん入れていたんですね。財布に入れたくなるような、自慢したくなるようなイメージにならないかなと思い、この形になりました。あと数があってもファミコンより持ちやすい」と、こちらもトークで飛ばしていく。

 試合に挑む直前には裏切りマンキーコングの2人に対して「負けちゃダメだよ、あなた達はプロゲーマーとしてやっていかないといけないんだからね」とジャブを打っていく。

 最初に選ばれたタイトルは「ボンバーマン94」。「裏切りマンキーコングは2人組のコンビなので2:1でいいですよね?」と押し切られた高橋名人は人数不利な状況からスタートした。初期のアイテム運にも恵まれなかったが、さすがの高橋名人は早々に相方を倒し1:1に持ち込む。そのまま拮抗した戦いになりタイムアウト。1試合目は引き分けになった。

高橋名人は2:1の苦しい展開から引き分けに持っていく

 2試合目のタイトルは名人がセレクト、もちろん(?)タイトルは「高橋名人の新冒険島」だ。スコアアタックというルールだったが、ミスしてしまいリタイアになった裏切りマンキーコングに対し、高橋名人はちょっとしたアクシデントはあったもののきっちりノーミスでゴール。2試合目は高橋名人の勝利となった。この結果には高橋名人もニッコリ。

腕は衰えておらず、危なげなくとステージをクリア

 3試合目、高橋名人といえばもちろんこのタイトル、「スーパースターソルジャー」だ。ちなみにここでも高橋名人のぶっちゃけトークが炸裂。「実は別のタイトルを『スターソルジャー』として開発していたのですが、大人の事情で名前が変更され発売されました。そのタイトルを超えるという意味で『スーパースターソルジャー』という名前になったんです」と今だから言える(?)ネタで盛り上がる。

 試合展開はもちろん高橋名人の圧勝。結果的にはダブルスコアに近い圧倒的な勝利を決めた。

 名人に敗北した2人は「プロゲーマーの肩書返上だけは勘弁してください」許しを請うものの。「そこは約束だ」と真剣な顔で言いつつ「今まで遊んだことないタイトルなので、しょうがないよ。これからもゲームで頑張ってください。41万点(今回の名人の記録は約33万点。8万点の敵をミスで見逃したのでその分を加えた数字)を越えてほしいですね」と、ゲームの道を極めていこうとする(名人に比べると)若い2人にエールを送った。