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タイトー、今度はテーブル筐体!「ARCADE1UP」2020年に向けてのラインナップをTGS2019に出展
2019年9月13日 17:44
タイトーは、幕張メッセで開催中のゲーム関連の展示会「東京ゲームショウ2019」において、懐かしのアーケードゲームを筐体ごと復刻したシリーズ「ARCADE1UP」の今後のラインナップを同社ブースにて出展している。
「ARCADE1UP」は、懐かしのゲームタイトルを3/4スケールの筐体とともに復刻したシリーズで、これまでに「インベーダーゲーム」を始め、「パックマン」や「ギャラガ」、「ミサイルコマンド」、「アステロイド」など多数発売されている。東京ゲームショウ2019のタイトーブースでは2020年に向けての最新の商品ラインナップが出展されており、実際に遊ぶことができる。
なんといっても注目したいのは、これまではアップライト筐体のモデルばかりだったシリーズに初めてテーブル筐体が加わったことだ。日本においてはむしろこのテーブル筐体のほうがメジャーと言えるので、非常に楽しみなところ。きちんとインストカードを入れるところも再現されている。2人プレイも可能で、ゲームセンターや当時の喫茶店を完全再現できるだろう。
出展されているのは試作モデルで、発売は2020年を予定している。アップライト筐体モデルは組み立てなければならなかったが、テーブル筐体モデルは組み立て済みのモデルを購入することになる。価格は未定だが、アップライト筐体モデルに比べて低価格な設定になる予定だという。筐体サイズは895×533×590(横×高さ×奥行き)で、重量は35.4kg。
このほかにも、コンパクトな卓上モデルの「COUNTER-CADE」(2019年冬発売予定)、壁やドアなどに掛けることができる薄型モデル「WALL-CADE」(2020年発売予定)など様々なモデルがラインナップされている。
また、コンパクトな手のひらサイズの筐体で懐かしのアーケードタイトルを遊べる「My Arcade」シリーズの最新モデルが展示されていた。これまではアップライト筐体を可愛らしいモデルで再現していたが、今回はミラーで画面を反射させ表示させる奥行き感のあるグラフィックスが特徴的なアップライト筐体を再現したモデルが出展されていた。これが非常によくできていて、少し奥行き感のありのぞき込んでプレイする感じがよく再現されている。こちらの商品の発売は決定しているということだが、価格や時期は未定。
この一角だけ懐かしい雰囲気を感じることができるので、東京ゲームショウ2019に来場したら、ぜひ1度足を運んで欲しい。