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不良の斉天大聖が、イキって戦うアクション「MONKEY KING ヒーロー・イズ・バック」試遊バージョンレポート

10月17日発売予定



価格:5,292円(税込)

 TGSのSIEブースでプレイできた「MONKEY KING ヒーロー・イズ・バック」は、中国でヒットした西遊記をモチーフにしたCGアニメ映画をモチーフとしたアクションゲームだ。プレーヤーは若き日の斉天大聖となって、三蔵法師に転生する運命を持つ少年と冒険していく。

【「MONKEY KING ヒーロー・イズ・バック」トレーラー】

今回体験できたバージョンでは妖怪に占拠された村を進んでいく構成となっていた。敵の位置やタイミングが重要な歯ごたえのあるアクションゲームで、敵の耐久力は高めである。

攻撃は弱と強があり、強は手をブンブンと振り回してから攻撃する。隙が大きいが当たるとでかい。ジャンプ攻撃と組み合わせると地面に足を叩きつけるような派手な攻撃を出した。

会場でプレイすることができる
斉天大聖がぶっきらぼうな不良風なのがイイ

面白いのは、斉天大聖が実に不良少年なところ。イラついているような顔。顔を斜めにしてだらりとした立ち姿。ヤンキーがイキっているかのような雰囲気なのだ。攻撃も力任せのぶん回し。こういうワルぶってるキャラクターが人助けのために妖怪と戦うのがイイ感じだ。

椅子を掴むと強力な攻撃ができる。様々な法術が使えたり、生産用の素材が入手できたり、成長要素も垣間見ることができた。ルートによって敵が多い場所、敵は少ないが長い場所がある。神話時代の中国、という舞台も斬新だ。

戦闘はケンカ風の荒っぽさ。法術などの要素も

 遊んだバージョンは日本語版となっていた。本作はやはり、アニメの中のキャラクターを操っているような躍動感が楽しい。日本のアニメとも、アメコミヒーローとも異なる戦いの独特の感触は、これからのゲームへの期待も抱かせてくれる。SIEブースでの注目の作品だ。

ストーリーも気になるところだ