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お馴染みの敵が怖すぎる「バイオハザード・ザ・エクストリーム」で絶叫体験
見渡す限りゾンビだらけ!USJのハロウィーンイベントが今年もやってきた
2019年9月6日 08:40
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、9月6日より11月4日までの期間限定で、ハロウィーンイベント「ユニバーサル・サプライズ・ハロウィーン」を開催する。毎年人気を博しているイベントで、今年は「絶叫」、「大人」、「こわかわ」の3つをテーマとしており“非日常的”な体験ができるイベントだ。
さらに、カプコンのサバイバルホラー「バイオハザード RE:2」の世界が体感できるサバイバルホラー・メイズ「バイオハザード・ザ・エクストリーム」が登場する。ラクーン警察署を舞台に、「ゾンビ」や「リッカー」などに襲われる恐怖を味わうことができる。イベントでは、様々な「絶叫ハロウィーン」を体験することができたので、ご紹介していきたい。
「タイラント」や「リッカー」に追いかけられる恐怖を体験できる!
「バイオハザード・ザ・エクストリーム」では、「バイオハザード RE:2」の舞台であるラクーンシティに取り残されてしまい、来場者であるゲストが10人で1組となりR.P.D警察署へと自らの足で進んでいくことになる。さらに「レオン」と「クレア」の2つのルートがあり、それぞれ異なった展開が用意されていて、迫りくるゾンビ達から無事生還することができるのかが試される内容となっている。
R.P.D警察署へ一歩踏み入ると、壁に貼られた行方不明者のポスターや、血の跡が生々しく表現されていた。ゲーム同様、薄暗い通路を歩くだけで恐怖感があり、どこからゾンビが出てくるのか……まさに「バイオハザード RE:2」のいつゾンビに襲われるかわからないといったドキドキ感があった。
「バイオハザード RE:2」でお馴染みの「タイラント」に追いかけられるシーンも存在する。ゲームでは、常にプレーヤーの脅威として圧倒的な存在感を放っているが、「バイオハザード・ザ・エクストリーム」では果たしてどんな場面で登場するのか……!? それは実際に体験してみてのお楽しみである。
室内には至る所に、いかにもゾンビが出てきそうな仕掛けがされている。あまりの恐怖に、案内役の職員にすら思わず悲鳴を上げてしまい、ちょっとしたパニック状態に陥ってしまった筆者。どこからゾンビが出てくるのか、先に進みたくなくなり疑心暗鬼になる程、気づいた時にはどっぷり「バイオハザード RE:2」の世界観を堪能していた。
内容は詳しく紹介できないのだが、等身大の「タイラント」の迫力や「リッカー」に遭遇してしまった時の恐怖など、「レオン」や「クレア」といったゲームの登場人物の気分が味わえることは間違いない。ホラーが苦手な筆者は、体験中常に叫日続けていたような気がする。
なお、「バイオハザード・ザ・エクストリーム」では、みんなで協力してゾンビに立ち向かうこともできる。これもまたネタバレになってしまうのでお伝え出来ないのだが、「バイオハザード RE:2」の“ゲーム的な要素”を感じることができる箇所があるので、ぜひともUSJへ足を運んで体験していただきたい。
ゲスト参加型の「ゾンビ・デ・ダンス」は圧巻のパフォーマンス!
日が暮れるとハロウィーンイベントの目玉でもある、「ゾンビ・デ・ダンス」と「ストリート・ゾンビ」が行なわれる。パークは昼間とはまた違った雰囲気が出て、よりホラー要素が高まる「大人ハロウィーン」を楽しむことができる。
今年の「ゾンビ・デ・ダンス」は、USJと「三代目J SOUL BROTHERS」がコラボしており、新曲「Rat-tat-tat」に合わせて、リーダーの小林直己さん考案の「Rat-tat-tat ダンス」がステージで披露される。さらにゲストも一緒になってダンスできるので、パーク内が一体となった“世界最高クオリティ”のパフォーマンスに自身も参加することができる。
パーク内にゾンビが出現! まさにリアル「バイオハザード」の世界
楽しい「ゾンビ・デ・ダンス」の後には、パーク内のストリートの雰囲気が一変する。パーク内に次々と出現したゾンビ達にゲストが襲われるのだ。チェーンソーを振り回す極悪囚人のゾンビ、海賊たちがゾンビ化したパイレーツゾンビ、リボンをつけた女の子のゾンビなど、個性豊かなゾンビ達が出現する。
ストリートでは色んなところから悲鳴が聞こえ、ゾンビに襲い掛かられ逃げ惑うゲスト達。その表情をみると本当に怖がっているのが伝わってくる。さらに多種多様なゾンビに出会うことができる。実際の街中を徘徊するゾンビと、恐怖で絶叫するゲストを見ると、本当に「バイオハザード」の世界の様な恐怖を味わえるイベントとなっている。
「ユニバーサル・サプライズ・ハロウィーン」では、とにかく絶叫せずにはいられないホラー体験をすることができた。あっちでもゾンビ、こっちでもゾンビといったように、街にゾンビが溶け込んでいる“非日常”の恐怖を実際に体感することができる。とにかく思いきり叫びたいという人は、ぜひともUSJのハロウィーンでゾンビ体験をしてみてほしい。今年のUSJハロウィーンも大いに盛り上がりを見せてくれそうだ。