セガトイズ、生命の誕生をきちんと教えるぬいぐるみ「ねこ産んじゃった」発表

　セガトイズの「ねこ産んじゃった」、「いぬ産んじゃった」、「うさぎ産んじゃった」は見ると強い衝撃を感じる、ある意味挑戦的なぬいぐるみである。本商品が扱っているのは「親が子供を産む」というテーマ。親のおなかにポケットがあり、子供のぬいぐるみを中に入れることができるのである。10月発売予定で、5,800円(税別)。

おなかから顔を出す子供達。ちょっと衝撃的だが、命の誕生を端的にわかりやすく説明してくれる

　おなかが裂け、子供がかわいらしい顔をのぞかせる。子供ならば誰でも疑問を持つ「子供はどうやって生まれてくるの?」という疑問にきちんと答えようという、開発者の想いで誕生した玩具だ。本商品は電池を使用し、背中や頭をなでることで鳴き声を発する。

　乱暴におなかをあけて子供を出そうとするとぬいぐるみは怒りの声を出す。背中や頭をなでてあげて、猫やウサギが十分に産む準備ができるように、優しくしてあげなくてはいけない。優しくするとこちらに甘えたような声を出し、やがて子供が生まれる準備が整った特別なサインを出してくれる。

　また親のぬいぐるみには乳首を示すハートマークがあり、ここに子供の顔を持って行くことでおっぱいを吸う音がする。子供を産み、育てる、その自然の営みをきちんと説明してくれる玩具なのだ。こういうある意味"知育"要素持った商品をきちんと開発し、子供に伝えようという姿勢は、応援したいところだ。

大人と子供の関係をわかりやすく説明。ただ乱暴におなかに子供を入れるのではなく、生まれるための準備なども伝わるようにしている

乳首を示すハートマークで、授乳の仕組みを説明