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本当に正気度が削られそうな禍々しさ……「竹谷隆之デザイン “クトゥルフ”」

“異形の神”の恐怖と畏れを体感できるハイクオリティフィギュア

2020年3月発売予定



価格:90,000円(税別)

 マックスファクトリーはフィギュア「竹谷隆之デザイン “クトゥルフ”」を2020年3月に発売する。価格は90,000円(税別)。

 クトゥルフは、H・P・ラヴクラフトの著作から生まれた「クトゥルフ神話」を象徴する存在である。小説「クトゥルフの呼び声」での、この世界の海の彼方には封印された神が眠っていて、彼が目覚めるとき世界は滅びる、というイメージは今でも強烈である。

竹谷氏はクトゥルフを人間の骸骨のような顔を持つ存在としてアレンジ、生理的嫌悪感を生み出すデザインが秀逸だ

 ラヴクラフトが生み出した存在としては、さらなる宇宙的な恐怖をもたらす存在も少なくないが、クトゥルフの、タコのような頭部、コウモリのような翼、といった具体的な描写が多くの作家を刺激し、TRPG「クトゥルフの呼び声」ではメタルフィギュアなどの立体物も登場した。現在でも様々なクリエイターが自身の作品で彼の姿に取り組んでいる。

 「竹谷隆之デザイン “クトゥルフ”」は、原型師を務める竹谷隆之の作品である。「未来忍者」から雨宮慶太監督作品に多く参加、仮面ライダーシリーズや、「シン・ゴジラ」など様々な作品に関わっている。BANDAI SPIRITSの「S.I.C.」や海洋堂の「リボルテックタケヤ」など、竹谷氏の名前を前面に出した商品も多い。

 本商品では人間の髑髏のような顔を持つ大胆なアレンジ、翼と触手が融合したような器官、細く長い手足と非常にユニークなデザインとなっている。非常に禍々しく、冒涜的で、今にも動き出しそうな恐怖を抱かせるフィギュアとなっている。これまでのクトゥルフの立体物とははっきり異なる“邪神像”である。