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発売前も後もモンスターはさらに発表する! 「MHW:アイスボーン」カプコン辻本良三P、藤岡要D、市原大輔Dインタビュー
2019年8月22日 21:46
- 【PS4版】
- 9月6日 発売予定
- 価格:
- 4,444円(税別、DL版)
- ※プレイには別途「モンスターハンター:ワールド」ゲーム本編が必要
- 6,999円(税別、マスターエディション)
- ※ゲーム本編と超大型拡張コンテンツのセット
- 【PC版】
- 2020年1月 発売予定
- 価格:未定
プレイステーション 4版の発売まで2週間と迫ってきた「モンスターハンター:ワールド」(以下、MHW)の超大型拡張コンテンツ「モンスターハンターワールド:アイスボーン」(以下、アイスボーン)。gamescom 2019に合わせて「MHW」プロデューサーの辻本良三氏、エグゼクティブディレクター/アートディレクターの藤岡要氏、ディレクターの市原大輔氏にインタビューができた。
インタビューの前日にはカプコンブースでサイン会がなどが行なわれたが、特に欧州ファンの反応は実にストレートなのだそうだ。今回の場合だと会場で新たに「ブラキディオス」が登場することが明かされたが、その時も「ダイレクトで強い反応」(辻本氏)が返ってきたと手応えを語ってくれた。
また藤岡氏は、欧州各国に小さいながらもコミュニティが存在していて、「モンハン」シリーズの長くのファンたちが集結してくれていると改めて感じたという。中でも印象的だったのはサイン会で出会ったある女性ファンで、「ブラキディオス」が大好きという彼女は、「ブラキディオス」が登場する嬉しさのあまり藤岡氏の目の前で泣いてしまったそうだ。
「ブラキディオス」登場で感動するということは、少なくとも「モンスターハンター3(トライ)」からのファンであることも意味しており、長年のファンだからこそのリアクションであることがよくわかる。それほど深い「モンハン」ファンが欧州にもしっかりいるのである。
8月20日の発表で最も謎めいているのが古龍の「ネロミェール」だが、現時点では「水属性の古龍」という以上に明かせる情報はないそうだ。
さらに、調整が発表され、体験会などでは調整済みのものが実装されていたガンランスについては、今のところ「使いやすくなった」との反応が多く、無事製品版に反映される。その他の部分については一旦調整を終え、発売後に生まれるだろう新たな反応を見守る段階なのだとした。
さて、気になるのは登場モンスターが現時点で発表しきっているかどうかだ。これを直接聞いてみると、辻本氏が「発売までに発表するモンスターもいるし、発売時点で出せないモンスターもいる」と答えてくれた。
また9月の発売後に開催される東京ゲームショウ 2019については、試遊以外に「喜んでもらえるようなもの」を準備しているという。「アイスボーン」における辻本氏お気に入りのモンスターは「まだいない」とのことなので、ここでの新モンスターの発表にぜひ期待したい。
発売後は「MHW」と同様にゲーム内イベントを行なっていくというが、この他ゲーム外のイベントも準備中という。ゲーム外イベントについては「もうすぐ発表できる」そうなので、こちらも期待したい。まだまだ隠し玉がありそうなので、発売日までも発売後も目が離せない超大型拡張コンテンツになりそうだ。