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E3最大の注目作を目撃せよ! 「ボーダーランズ3」、ロボに乗って派手に戦う新たな女戦士「モズ」を体験!

9月13日 発売予定

価格:
7,400円(税別、スタンダード・エディション)
9,500円(税別、デラックス・エディション)
12,800円(税別、超デラックス・エディション)

 今回のE3で最も注目を集めているタイトルは間違いなく2Kの「ボーダーランズ3」だろう。何台もの試遊台、巨大フィギュアに、ブースを彩る巨大スクリーン。「ボーダーランズ3」というエネルギーで来場者を飲み込んでしまいそうな圧倒的なパワーを感じるブースだ。

巨大フィギュアがお出迎え
多数の試遊台、非常にリッチな雰囲気の空間だ

 モズはスキルを使うことで3m以上の巨大人型メカ「アイアンベア」に乗り戦うことができる。アイアンベアは一定時間で使用可能になる特殊能力で、このときモズは巨大な大きさ、アーマーそして強力な火器を手にできる。このアイアンベアにどのような能力を持たせるか、スキルの取得で変わってくる。

モズとアイアンベア。ゲーム内でスペシャルスキルを発動させると、モズがアイアンベアに搭乗して戦う

 モズは爆発物系の力を増す「デモリッション・ウーマン」、一部の力を犠牲にしてパワーを増す「レトリビューション・シールド」、リロードしなくてすむような射撃能力を向上させる「ボトムレス・マガジン」という3つのスキルツリーを持っている。面白いのはこれらのスキルツリーを、アイアンベアに"装備"できること。「ボトムレス・マガジン」はガトリング、「レトリビューション・シールド」はレールガン、「デモリッション・ウーマン」はミサイルを装備できる。「レトリビューション・シールド」はさらに格闘能力を上げることもできるのだ。

 今回、ステージをモズでプレイしてみたが、まだスキルが成長していないため、通常キャラクターでは違いが感じられないものの、アイアンベアに乗ったときが楽しい。モズは後ろにジャンプし、アイアンベアの胸と腹にあるコクピットに納まるのだが、内部は3Dスクリーンになっており、「機械に包まれている」という"ロボ感"がたまらない。視界の左右端には武器が見えていて、装備した武器で攻撃方法が変わる。

【「ボーダーランズ3」E3シネマティックトレーラー】
モズが活躍する新トレーラー

 アイアンベアに乗り込むと、全てを見下ろして戦える。ガトリングガンで敵を見下ろして掃射するのは"無敵感"が楽しい。一方でアイアンベアに乗ると実際からだが大きくなるため、天井の低いダンジョンなどでは乗り込めないのだ。これまでの「ボーダーランズ」シリーズではこのようにスペシャルスキルの制限があるということはなかったため、新鮮に感じた。

 この驚きは現地のスタッフにも話したのだが、上手く伝わらなかった。読者にはわかって欲しいのだが、この「不自由感」は大きな武器なのだ。「ロボに乗ればこんな連中蹴散らしてやれるのに、ここは狭すぎる!」という感覚は、逆に広い場所で戦いアイアンベアに乗り込む爽快感を倍増させてくれる。地形で戦い方が異なり、広い場所でその力を最大限に発揮できる、そういう特性を持ったキャラクターとして、とても魅力的だ。ロボは狭いところでは戦えない、それが、実に"ロボットもののお約束"として素晴らしい。製品版で筆者は、このモズでプレイするつもりだ。

マルチプレイでは、アイアンベアの上に他のキャラクターが乗ることまでできる!

 開発者のデモではさらなる情報も明らかになった。1つが「コミュニケーション」。「ボーダーランズ3」ではフレンドのプレイにいつでも参加できる「エコーネット」というコミュニケーションシステムがあり、例えば友人がレアスポーンのモンスターに遭遇したときなどは通知が入る。また友人がいらないからと売った武器が自分の自動販売機に並ぶなど世界が密接に繋がるのである。

 そしてカスタマイズだ、シリーズ以上のスキン、武器特性、さらに武器にミニチュアフィギュアをつけられたり、カスタマイズがさらに細かくなった。自分だけのヴォルトハンタースタイルを追求できるのだ。より多彩な惑星も紹介され、今回はさらなる「ボーダーランズ3」の広がりが明らかになった。