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デカすぎる! E3会場で巨大アーケード筐体が出現!
ミニ化の波にあえての逆張り。インパクト勝負でアーケードユーザーを呼び込む
2019年6月12日 13:08
- 6月11日~13日(現地時間) 開催
E3 2019の会場を歩いていると、突如として目の前に巨大なアーケード筐体が現われた。
どのくらい巨大かというと、大の大人がわざわざ階段を数段上ってやっと操作パネルに両手が伸ばせるようになるほどデカい。そんなデカい筐体で何をやっているかというと、90年代を代表するアーケード格闘ゲーム「MARVEL SUPER HEROES」を2人で対戦している。
レバーやボタンは筐体のスケールに合わせてやはり巨大化しており、操作しづらそうなことこの上ないのだが、プレイしている人たちの表情をみると実に楽しそう。非日常的なゲーム体験ができるということで、階段の下にはプレイを待つ人の行列もできていた。
この筐体があったのは、「ARCADE1UP」のブースだ。ARCADE1UPは、もともと業務用に作られているアーケード筐体を家庭用にミニサイズ化し、「家にアーケード筐体を持つ」というレトロゲームファンの夢をより叶いやすくした製品シリーズだ。日本でもタイトーが販売代理店となって製品が展開されている。
実際ブースにはミニ化されたアーケード筐体が並んでおり、「スペースインベーダー」や「ファイナルファイト」、「ディグダグ」といったゲームがプレイでき、多くの人が集まっていた。
ゲーム業界はミニ化がトレンドの1つであり、ARCADE1UP自身もミニ化を売りにしているブランドであるにも関わらず、プロモーションとはいえあえて巨大すぎるアーケード筐体を投入してくるあたりは粋と感じた。この巨大アーケード筐体によって、会期中は会場の多くのアーケードユーザーが呼び寄せられるに違いない。