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スクウェア・エニックス・ホールディングス、決算発表を実施
コンソール/アミューズメント/出版が好調も増収減益に
2019年5月13日 16:00
スクウェア・エニックス・ホールディングスは5月13日、31年3月期の決算発表を行なった。財務ハイライトは下記の通りで、前期比で増収、減益となった。
| 平成31年3月期 | 平成30年3月期 | 前年比 | |
| 売上高 | 271,048 | 250,394 | +8.2% |
| 営業利益 | 24,531 | 38,176 | △35.7% |
| 経常利益 | 28,312 | 36,124 | △21.6% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 18,463 | 25,821 | △28.5% |
| 1株当たり当期純利益 | 154.93円 | 215.33円 | - |
発表によれば、平成31年3月期は家庭用ゲーム機向けタイトルにおいて「KINGDOM HEARTS III」、「SHADOWOF THE TOMB RAIDER」、「JUST CAUSE 4」などの新作を発売したことから、前期比で増収。一方で、新作タイトル投入に伴う各種費用の増加により、前期比で減益となった。
スマートデバイス/PCブラウザ等をプラットフォームとしたコンテンツにおいては、前期及び上期にサービスを開始したタイトルの多くが想定を下回ったほか、ライセンス収入の減少によって、前期比で減収減益となった。
多人数同時参加型オンラインゲームタイトルにおいては、 前期に「ファイナルファンタジーXIV」と「ドラゴンクエスト X」の拡張パッケージの発売があった反動により、前期比で減収減益となったものの、当期の継続課金収入は好調を維持しているという。
アミューズメント事業においては店舗運営が堅調に推移したことに加え、アミューズメント機器の新作を発売したことにより前期比で増収。一方で店舗での新機種導入に伴う償却費の増加等により、前期比で減益となった。
出版事業においてはコミック単行本は紙媒体での販売が前期と同じ水準だったものの、電子書籍形式での販売が大幅に増加。さらに、マンガアプリの「マンガ UP!」の好調により、前期比で増収増益となった。
ライツ・プロパティ等事業では、 前期において有力コンテンツの新規キャラクターグッズ等の投入があった反動や、 新規事業への展開を目的とした先行投資等によって、前期比で減収減益となっている。
なお、これらの結果を受け、平成31年3月期の期末配当予想が43円から37円に引き下げられた。































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