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【静岡ホビーショー】タミヤ、ミニ四駆最新モデル「トヨタ ガズー レーシング WRT/ヤリスWRC」。“上から見られること”を意識してのユニークアレンジ

【第58回 静岡ホビーショー】

5月8日~12日 開催予定

会場:ツインメッセ静岡(静岡県静岡市)

入場:無料

 ホビーショーの業者日は静岡駅から会場までの送迎のバスが出る。そこで名古屋のホビーショップの方とお話をしたのだが、子供達への人気はやはりミニ四駆だという。大人達もキャラクター要素の強いプラモデルが人気が高いが、ミニ四駆は子供達を中心に大人達にも人気が高い。ミニ四駆大会もタミヤのお膝元である静岡に負けないくらい愛知地方は熱いという。

 そのタミヤのミニ四駆の新商品が「トヨタ ガズー レーシング WRT/ヤリスWRC」だ。7月発売予定で、価格は1,200円(税別)。2018年のFIA世界ラリー選手権を戦うトヨタ ガズーレーシング WRTのラリーカー、ヤリスWRCを再現したミニ四駆である。タミヤはラジオコントロールカーも展開している。

トヨタの最新ラリーカーをミニ四駆で再現

 人気の高い実車をモデルに、商品では樹脂素材であるABSでボディを再現、シールを貼るだけで実車と同じようなカラーパターンが楽しめる。シャーシはMAシャーシで、様々なカスタマイズが可能だ。ミニ四駆「トヨタ ガズー レーシング WRT/ヤリスWRC」は、“ミニ四駆初心者”向けのモデルだ。ABSはプラモデルなどで使用される素材で、加工や塗装がしやすい代わりにポリカーボネート素材のボディに比べて重い。実車に思い入れがある人や、プラモデル好きの人に向けた商品とのことだ。

 ミニ四駆向けのアレンジは“上から見られることを考えてのスタイル”とのこと。実車は正面や側面から見ることが多いのでプラモデルなどはその視点からのバランスを大事にするが、ミニ四駆は上から手でつかみ、おしりの方を持って滑らせるようにコースを走らせる。車体を上から見て面白さ、実車の良さが感じられるミニ四駆のボディならではのアレンジを意識したとのことだ。

加工しやすいABSボディ。ステッカーを貼るだけでも雰囲気は出るし、プラモデル感覚の加工も楽しい
リアルモデルとは異なる、ミニ四駆ならではのバランス
ポリカーボネート製の軽いボディにより、速さを追求する「フェスタジョーヌL グリーンスペシャル」
こちらはクラッシックカーとしてのスタイルの面白さを前面に出した「マッハビュレット メタリックスペシャル」