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【静岡ホビーショー】「RG νガンダム」は、組み立てやすさも意識、大型の機体だからこそ詰め込んだギミックに注目

【第58回 静岡ホビーショー】

5月8日~12日 開催予定

会場:ツインメッセ静岡(静岡県静岡市)

入場:無料

 今回の静岡ホビーショー、BANDAI SPIRITSブースの大きな目玉が「RG νガンダム」だ。8月発売で、価格は4,536円(税別)。

 「RG(リアルグレード)」は、1/144サイズながら、一部組み立て済みの“骨格”を採用することで、従来のプラモデル以上の可動、組み立てたときの“密度感”が大きなセールスポイントだ。νガンダムでも装甲の分割、可動ギミックなど、様々なところで従来のプラモデルを越えるギミックを搭載している。膝を曲げると、太ももの上部分の装甲が連動して動き膝部分の関節の隙間を隠すなど、これまでのRGの蓄積を活かした機構を搭載しており、デザインと可動、ギミック全てが高いクオリティを実現しているという。

密度の濃い造形
複雑だが組み立てやすさも意識している内部構造

 担当者一押しのポイントは「フィンファンネル」。ガンダムにニュータイプ専用のサイコミュ兵器“ファンネル”を搭載したというのがνガンダムのコンセプトだが、νガンダムのフィンファンネルは大型な上“コ”の字型に曲がるギミックがあるため構造として複雑になっており、この複雑なフィンファンネルを複数作るというのが、作業量として煩雑だ、という声があったという。

 「RG νガンダム」ではフィンファンネルの基本機構をランナーで成形されている時点で組み立ててあるため、外装を着けるだけで完成する“組み立てやすさ”を意識している。また、νガンダムは大型のモビルスーツなため、これまでのRGよりも設計として余裕があり、その分ギミックやディテールも盛り込めたとのこと。今夏注目の商品である。

フィンファンネルは中心パーツはランナーの時点で組み立て済みだ
外装を取り付けることでメカニカルな雰囲気を保ったまましっかりと組み上がる
「RG サザビー」との対決も前提に設計されている