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「ラストイデア」、制作発表会を実施。モバイル向けの"ガチャなし"ハクスラ配信日決定!

景山氏&JAGMOによるゲーム音楽の生演奏も

4月18日 配信開始

価格:無料(アイテム課金制)

 スクウェア・エニックスは、Android/iOS用トレジャーハンティングRPG「ラストイデア」において、制作発表会を4月12日に開催し、本作の配信が4月18日より行なわれることを明らかにした。

 発表会では本作のプロデューサーを務める大槻林太郎氏、ディレクターの野久保公朗氏、ルクレシア役の石見舞菜香さん、シャロン役の洲崎綾さんが登壇。登場キャラクターやシステムの紹介、実機によるプレイなどが披露されたほか、本作の音楽を手がけた景山将太氏とJAGMOによるゲーム音楽の生演奏が行なわれた。

【「ラストイデア」本編PV|LAST IDEA(ラストイデア)】
【「ラストイデア」制作発表会】
左からディレクターの野久保公朗氏、音楽を担当した景山将太氏、ルクレシア役の石見舞菜香さん、シャロン役の洲崎綾さん、プロデューサーの大槻林太郎氏

"ガチャなし"の本格ハクスラ「ラストイデア」!

 「ラストイデア」は、新米トレジャーハンターである主人公が記憶を失った謎の少女ルクレシアや多くの仲間たちとの出会いを通じて成長し、やがて大きな陰謀の渦へと巻きこまれていく王道冒険ファンタジー。スマートフォンの画面をなぞった部分にスキルが発動する独自のシステム「スマコマ」を搭載しており、爽快かつ直感的なアクションバトルが楽しめるタイトルとなっている。

ゲーム内ではキャラクタービルドや「スマコマ」の操作方法を石見さんが説明するチュートリアル動画も収録されるとのこと

 また、本作はスマートフォンタイトルにしては珍しく"ガチャ"を廃し、装備やアイテムなどはレアリティを問わず全てゲーム内でトレジャーハント、つまりは狩りをすることで入手することができる。装備にはそれぞれ性能差があるのはもちろん、特定のスキルが使えるようになったり、例えば通常は単発のファイアーボールを複数撃てるようになるなど、クラスごとのスキルの性質を変化させるものもあるようだ。

 ちなみに発表会では「フィールドに草を生やす」というスキルを持った装備を持った状態での実機プレイが行なわれており、登壇者は「草生やせるんですか!?(石見さん)」、「草生える(洲崎さん)」、「草生やすゲームじゃないんですが、こういうこともできます(大槻氏)」などと「草」という単語が飛び交っており、これには思わず会場からも笑いが起こっていた。ちなみに生やした「草」は、そこに隠れることで敵の視線から逃れることができるなど、きちんとゲーム上での意味があることも明かされた。

草を生やしまくる石見さん。装備スキルには変わりダネもあるということが明らかになった瞬間だが、なにより登壇者の「草」連呼に会場は爆笑

 発表会の後編では、本作の音楽を手がけた景山氏と、日本初のゲーム音楽プロ交響楽団JAGMOによる生演奏も披露され、フィールドやバトルの音楽、キャラクターのテーマソングなど、明るいものから重厚な印象のものまで、様々な雰囲気を持つ音楽がピアノと管弦楽器によって情感たっぷりに演奏された。

 中でもヒロイン「ルクレシア」のテーマはゲームのプレイ前ながら非常に印象的な楽曲で、影山氏が「とても泣けるいいシーンで流れる曲」と言う通り、「クライマックスで流れたら多分泣くなこれ」と予感させるほどに素晴らしい楽曲だった。

 たっぷりと生演奏を堪能したあとには「ラストイデア」の事前登録が30万人を突破したことを記念して、竹内海南江さんによるCM動画が公開された。竹内さんはTBSの「世界・ふしぎ発見!」に出演している高名な「ミステリーハンター」だが、CMは伝説のトレジャーハンターとしてその心構えを説く、というもの。CM公開にあわせ、公式Twitterで「ハワイ島世界遺産の旅」がペアで1組に当たるキャンペーンの開催も告知されたが、もちろん「ルックJTBで行く~」という"お約束"の枕詞が付いていた。なお、キャンペーンは「ラストイデア」公式Twitterをフォローの上、キャンペーンツイートをリツイートすることで応募が可能。受付期間は5月12日までとなっている。

 発表会はこれで終わりかと思われたが、最後の最後で配信日が4月18日であることが明かされた。魅力的なキャラクターとストーリー、終わりなきハクスラとキャラクタービルドが楽しめそうなシステム、そして素晴らしい音楽と、否応にも期待せざるを得ない本作はもう間もなく配信となる。その日を指折り待ちたいところだ。