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「War Thunder」大型アップデート1.87「ロックオン!」実装

T2高等練習機やレーダーを導入

3月12日 実施

 DMM GAMESは、ガイジン・エンターテインメントと協業するPC用マルチコンバットオンラインゲーム「War Thunder」において、3月12日に大型アップデート1.87「ロックオン!(Locked on!)」を実施した。

 「ロックオン!」では、現行戦車の更なる改良型M1A1エイブラムスや航空自衛隊T-2高等練習機の武装タイプが登場するほか、新しいレーダーシステムも導入されている。また、同社が90式戦車に次ぐ新プロジェクトとして進めていた、幻の陸上自衛隊74式戦車改(G)も実装され、記念キャンペーンも開催される。

【Update 1.87 "Locked on!" / War Thunder】

大型アップデート1.87「ロックオン!」

新しい地上車両ランクVIIにより現役主力戦車が続々と登場

 地上車両に上位となる新しいランクVIIが開放され、アメリカ軍のM1A1エイブラムスやロシア軍のT-80U、ドイツ軍のレオパルト2A5など、各国の主力戦車の改良型が登場する。各車は現代の戦闘に対応した新型の爆発反応装甲「コンタークト5」(ロシア)や「ショト装甲」と呼ばれる大きな楔形の増加装甲ボックス(ドイツ)により、防御力の強化を図っている。

【M1A1エイブラムス】

航空機ランクVIにマッハ1.6へ到達可能なT-2Kも

 地上車両だけではなく、航空機にも上位となるランクVIが開放された。新しい先進的なジェット戦闘機として、イタリアにはG.91YS、フランスにはシュペルミステールB.2が登場。さらに、日本の研究ツリーに、最速のジェット戦闘機T-2Kも搭乗可能だ。T-2Kのモデルは、航空自衛隊T-2高等練習機で、驚異的なマッハ1.6に到達する。また、ゲーム内初となる航空機搭載のバルカン砲(JM61 20mm機関砲)を積み、空対空誘導ミサイルを装備することも可能。2代目ブルーインパルスの機体としても有名な航空自衛隊T-2高等練習機のコックピットからの景色を是非体験してみてほしい。

【T-2K】

戦いを支える補助システムを導入、進歩を遂げたレーダーシステムも再現

 超音速に到達する戦闘スピードの加速やミサイルなど長距離射程の兵器が台頭すると、従来のシステムのみでは脅威に対応することが困難だった。そのため、兵器技術の進歩に合わせ、戦闘をサポートする補助システムも同様に開発され、洗練されたレーダーシステムが導入された。レーダーシステムを装備した航空機やヘリコプターは、レーダーの支援により目標の存在を探知することができ、一部のレーダーでは信号の方向を捉えることも可能だ。パイロットは警告を受けることができるため、機動飛行や障害物の後ろに隠れることで攻撃を回避できる。

 また、対空兵器は、範囲内にいる航空機やヘリコプターを探知し、目標の追跡・交戦が可能となるため、空中の脅威に対する地上車両の防御が強化される。対空兵器は、レーダーを下げることにより空中からの探知を低下させることも可能。この「電子戦」により本作の戦場における戦術はより多様化する。

【対空兵器におけるレーダーシステム(例)】

 第二次世界大戦のHe 219「ウーフー」の機上レーダーから3PRK 2S6(2K22)「ツングースカ」の射撃レーダーまで、レーダーシステムを搭載していた対空車両・航空機・ヘリコプターの合計16種類の兵器にレーダーシステムが追加された。本作でSAM(地対空ミサイル)を装備した最初の車両であるソ連の3PRK 2S6(2K22)「ツングースカ」は、最高速度900m/sに及ぶ9M311地対空ミサイル8発を装備している。今後、海軍を含めてレーダーシステムを搭載した兵器に順次、追加される予定となっている。

【2S6ツングースカ】

実装記念キャンペーンを開催

 1月1日に本作の日本運営チームは、更なる日本の機甲戦力拡充を図り、陸上自衛隊74式戦車改(G)及び使用する各種砲弾の実装に向けたプロジェクトを始動し、大型アップデート1.87でゲーム内への実装を実現させた。これを記念して、74式戦車改(G)配備先の第1機甲教育隊の部隊マークが描かれたデカールを配布する実装記念キャンペーンが開催される。詳細は公式サイトを確認してほしい。

□「War Thunder」陸上自衛隊「74(ななよん)式戦車改(G)」特設サイト
http://www.dmm.com/lp/game/warthunder/type74modg_kai_html/=/navi=none/

【東部方面混成団隷下第1機甲教育隊デカール】
兵器の好きな場所に貼れる