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「ファンタシースター感謝祭2019」で新要素発表続々! 舞台はついに宇宙へ!「PSO2」EPSODE 6は4月24日から配信開始!
2019年3月11日 12:29
セガゲームスは3月10日、同社が配信しているプレイステーション 4ソフト「ファンタシースターオンライン2」(以下、PSO2)のユーザーイベント「ファンタシースター感謝祭2019」を千葉・幕張メッセにて開催した。ステージイベント「PSO2 STATION!」では、プレーヤー待望の「EPISODE 6」(以下、EP6)の配信日などの新情報が発表された。
「PSO2」EP6は4月24日から配信
プレーヤー期待の「EP6」配信日は、4月24日に決定したことが明らかになった。
「EP6」のコンセプトは「原点回帰」。アークスの技術を上回る敵勢力である「フォトナー」、「閃機種」との戦いを通して、「PSO2」の原点となるSF要素をさらに追究。クエストについても「マルぐる」を中心にして、新難度「ウルトラハード」でさらに進化させた。強敵からさまざまなアイテムを手に入れて成長する楽しみを体験できるようになっている。
また「EP6」になって新しく加わるキャラクターも登場する。中でも「ファントム」クラスの管理官「キョクヤ」(CV:堀川りょうさん)、研究部の「リュドミラ」(CV:高橋李依さん)が登場したときは場内が沸いた。
新クラスとなるファントムだが、「カタナ」、「アサルトライフル」、「ロッド」の3種類を武器として使用可能。強敵に対抗するため、状態異常や攻撃力低下スキルを持っており、これにより味方を守るデバッファークラスとしても活躍するだろう。
なおこの新クラスが登場したことにより、全クラスでの調整がかかるが、あくまでも全体方針は「好きな武器腫、クラスで遊べる『PSO2』」であること。扱いづらかったアクションやクラススキルは上方修正されるが、既存クラスについては下方修正は行なわれない。また新規PAなど、各クラスのアクションについては、「EP6」運営機関を通して徐々に追加されていくとのことだ。
そして5月中旬以降の配信となるが、新難度「ウルトラハード(UH)」が追加される。「フォトナー浸食核」という新たな敵がUHでのみ登場。強力な攻撃を仕掛けてくるのだという。また「エネミーシールド」というものも登場し、シールド弱点以外の攻撃ではダメージが大幅に減ってしまう。エネミーシールドにより、「遠距離の攻撃はほぼブロックされるので、インファイトをしないとダメ」と吉岡氏。「ただし弱点も用意されているので、既存エネミーとの組み合わせを楽しんでほしい」(吉岡氏)。
そして「終の艦隊迎撃戦」で宇宙へ!
今回の発表中に会場から大きなどよめきが上がったのは、何と言ってもこのクエスト「終の艦隊迎撃戦」だ。宇宙艦隊が登場し、機動兵器に乗っての戦いが繰り広げられる。
これはファントムと同じく5月下旬からの配信だが、クエストの内容としては、複数の小クエストに分かれてるものを順番にクリアしていくタイプになるとのこと。まずはA.I.Sへの登場を妨害している妨害装置を破壊し、それが終了するとA.I.Sに登場できる。A.I.Sでは立体化された宇宙戦闘が可能。上下左右に自由に動ける。この表現がかなり難しかったとのことだが、「望まれているものと思い、スタッフ一堂頑張った」と吉岡氏。
なお3月30日、31日で開催される「セガフェス 2019」では試遊台も出展される予定。
最大100人でのグループチャットも可能に
このほか、グループチャットが導入されることも明らかに。最大100人が参加可能で、チーム所属に関係なく、フレンドとグループの作成が可能だ。なおグループは5つまで参加が可能。加えてログアウト後の中身も見ることができるようになっているので、どのような話題が語られていたのか、あとで確認することができる。
導入される「アークスミッション」は、自動で発生するミッションを達成して報酬をゲットできるシステム。「メインミッション」では一人前のアークスになるまでナビゲートしてくれるので、「PSO2」の知識を深めることができる。またデイリーやウィークリーのミッションも用意されるので、これらを達成してメセタやボーナスキーを入手することができる。
なおアークスミッションが実装されるのに伴い、「アークスロード」の配信を中止し、プレーヤーをナビゲートするシステムはメインミッションに統合される。またNPC「クロト」のクライアントオーダーによる報酬メセタ量が少なくなり、それに相当する額がデイリー/ウィークリーミッションへの報酬へと分配されることになる。
またゲーム序盤についても、序章クエストを全面改修したり、エリアのラスボスを変更するなどして遊びやすいように改善される。アイテムについても、成長していけるような楽しいアイテムをドロップするようにしたという。
そしてストーリーについては「クエストカウンター」に統合される。これにより新規ユーザーもEP1からすぐにプレイできるように変更される。EP4についてもストーリーボードを廃止して、クエストカウンターからの受注とクリア情報のアカウント化に対応する。なお複数のキャラクターでEP4を進行していた場合は、1番進んでいるクリア情報が有効になる。
最後に今後のロードマップが紹介された。それによると冬には新クラスが登場することになっている。これについて吉岡氏は「たまにはエピソードの中で2回新クラスを追加することがあってもいい」と発言。ただし冬までには今のクラスを満足できるようにしてから望む、としている。
「イドラ ファンタシースターサーガ」の最新情報も
「PSO2 STATION!」ではiOS/Androidアプリである「イドラ ファンタシースターサーガ」の最新情報について、同タイトルのプロデューザーである田中俊太郎氏と、ディレクターである陣智政氏から紹介があった。
まもなく配信から半年を迎える同アプリだが、これを記念して「ハーフアニバーサリー」での大型アップデートとイベントが、3月19日~5月7日の期間で予定されている。
初となる大型アップデートでは、「PSO2 es」のヒロインであるジェネが登場することが明らかになった。ジェネは「ロウ」タイプと「カオス」タイプの2種類が登場。どちらを選んだらいいのかなかなか悩ましいところだ。田中氏によるとカオスのジェネはよりセクシーに描かれているが、このあたりについてはストーリーで語られていくとのことになる。「カオスはジェネらしいところもありながら、ちょっと悪くなってる」(田中氏)。
このほか登場するのが「リリモ」と「メルダー」。リリモについてはアニバーサリー期間中であれば、アイテム交換により入手可能だ。
また新★5キャラが7人、新イドラが3体登場することも紹介。加えて最大20ステージの突破クエストや、得たメダルを貴重なアイテムと交換できるハーフアニバーサリー交換所の設置、新難度となる超級の追加、PvPコンテンツとなる「アリーナ」の追加も発表された。
アリーナについては、完全非同期でのプレイとなるという。自分と近い強さから選んでプレイできるので、対人コンテンツを遊んだことがない人でも、相手のレベルを選べるので遊びやすくなっている。「参加することに意義があるので、参加すると何かもらえるかも」(田中氏)。詳細については次の名古屋会場でオープンになるとのことだ。
最後に田中氏は「大きなアップデートやイベントでプレゼントをたくさん用意している。今が始めるいい機会。アリーナでは初の他社コラボも予定しているが、名古屋でご紹介できると思うので楽しみにお待ちいただきたい」と語った。
「PSO2 es」の新情報も公開
まもなく5周年を迎える「PSO2 es」だが、3月27日より4月10日のメンテナンス開始日まで5周年アニバーサリーキャンペーンが開催される。ログインするだけでラッピーメダルが30枚プレゼントされるほか、Season3のストーリークエストの1章ずつを突破するごとに「ニャウ」チップをプレゼント。期間中に「PSO2」に連動していて、「PSO2 es」にログインした人へ「王者の紋章」がプレゼントされる。
なおアップデートの情報だが、まずは5周年を記念したスペシャルクエストを配信。ここにはこれまでに登場したキャラクターが多数登場。これまでのおさらいができるようになっている。また「PSO2」と連動したスペシャルクエストも配信される。
新チップ情報も公開されたが、中でも「ニュー・ヒロインズ」ができあがったときには開発チームがざわついたのだとか。また「アフィン」についても、開発チームの女子と一部の男子から歓声が上がったとのこと。「ダブル=カノン」についてもこれまでとは違ったテイストとなっている。毎週のように新チップが提供されていくので期待していよう。
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