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シド・ミード氏自らが選ぶ！ シド・ミード展において、「フューチャー・デザイン・コンテスト」の開催決定
2019年3月5日 12:25
- 4月27日～5月19日 開催予定
- 会場：東京都千代田区「アーツ千代田3331」
スカイフォールは、4月27日から5月19日まで開催するシド・ミード氏の原画展「シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019」において、「フューチャー・デザイン・コンテスト」を実施する。
このコンテストは、シド・ミード氏本人が、彼の創作に触れるだけではなく、これから先の未来に活躍する新しいクリエイターたちの才能を開かせる機会を与えたいという思いにより緊急開催されることとなった。
「フューチャー・デザイン・コンテスト」について
“ビジュアル・フューチャリスト”として数多くのクリエイターや作品に影響を与えて来た世界的インダストリアルデザイナー、シド・ミード氏。そのキャリアのスタートは、フォードのカーデザイナーだった。映画「ブレードランナー」の監督であるリドリー・スコット氏は、工業デザイナーである彼の画集に描かれた「CITY ON WHEELS」（雨の降る高速道を走る車のイラスト）を見て、「ブレードランナー」への起用を決めたと言われている。
60年に渡り「未来」をデザインし続けてきたシド・ミード氏が、コンテストの審査委員長という形で、若いクリエイターの描く「さらなる未来」に触れ、新たな未来ビジョンを描く才能の扉を開くべく「フューチャー・デザイン・コンテスト」は、シド・ミード展の会期中を含む関連企画として開催される。
このコンテストの実施にあたり、シド・ミード氏が投げかけたデザイン・テーマは、「Vehicle（ビハイクル）＝人が運転をしないであろう未来のすべての乗り物」だ。バスやモノレールで、無人運転が始まった現在を当たり前に生きる若者が、その先に思い描くモビリティとは？ 審査員には、シド・ミード氏の影響を受けた各界のクリエイターたちが名を連ねている。
【シド・ミード氏より、コンテスト開催に寄せてのメッセージ】
大人になって経験を積むなかで子どものころの「フシギ」を残しておくことや加えていくことというのは、自分にとってのかけがえのない贈り物だと言えるでしょう。
コンテストとは、想像力のコミュニティです。
自分たちの知性を讃え、そして楽しんでください。
未来とは、創造的な協働によって得られる結果なのです。
コンテストに参加してくれるすべての人に敬意を表し、そして、受賞者には、祝福を捧げたいと思います。
私は、いつも、エレガントで明るい未来を描いてきました。
ぜひ、みなさんにも、すべてのひとが住みたいと思う「未来のリハーサル」をしていただきたいと思います。
開催概要
募集期間：3月15日～5月6日23時59分
募集方法：デジタル・データによる応募
応募資格：30歳以下（2018年12月31日時点で30歳の人を含む）
詳細は、公式サイトを確認していただきたい。
審査委員長
シド・ミード氏（ビジュアル・フューチャリスト）
審査員(50音順)
大河原邦男氏（メカデザイナー）
川田十夢氏（開発者/AR三兄弟 長男）
河村康輔氏（グラフィックデザイナー、アートディレクター、コラージュアーティスト）
田中一雄氏（GKデザイン機構 代表取締役社長）
長谷川豊氏（ソニーVP. ソニークリエイティブセンター センター長）
北条 司氏（漫画家）
ほか予定
テーマ
Vehicle（ビハイクル）＝人が運転をしないであろう未来のすべての乗り物
副賞
最優秀賞：賞金50万円
審査員賞：賞金各10万円ほか
「シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019」概要
会期：4月27日～5月19日
会場：アーツ千代田 3331 / 1Fメインギャラリー（〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14）
時間：11時～20時（最終入場は閉館の30分前まで）会期中無休（館内施設は火曜定休）
料金：一般前売1,800円/当日2,000円/学生(大学生・専門学校生以下)1,000円/小学生以下無料／障害者手帳を持っている人および付添者1名無料/※特典付き前売券4種あり
□チケット取扱
イープラス：https://eplus.jp/sydmead/
その他、ローソンチケット、チケットぴあにて、一般前売券のみ発売中
TOKYO 20140©Syd Mead, Inc.