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「ナイト・イン・ザ・ウッズ」のPS4/Nintendo Switch日本語版が2019年春に配信決定

“ローカライズのこだわり”を紹介

2019年春 配信予定

価格:1,980円(税込)

CEROレーティング:C(15歳以上対象)

プレイ人数:1人

 アクティブゲーミングメディアが運営するインディーゲーム販売サイト「PLAYISM」は、「ナイト・イン・ザ・ウッズ(Night in the Woods)」のプレイステーション 4/Nintendo Switch日本語版を2019年春に配信する。価格は1,980円(税込)。

 「ナイト・イン・ザ・ウッズ」は、北米のInfinite Fallが開発し、Finjiがグローバル販売を行なうアドベンチャーゲーム。2017年にはPS4/PC版が発売されており、従来のゲームが描いて来なかった、リアルな人間の感情や独創的な物語、特徴のあるセリフ回しなど、独自の世界観を特徴とする。今回、日本語版の配信決定にともない、“ローカライズのこだわり”が公開されている。なお、Steam日本語版はFinjiより同時期販売予定で、Xbox One日本語版は公開時期未定となっている。

【ストーリー】

「メイとともに、深い森の奥へ」

 とある田舎町のポッサム・スプリング。大学を中退し帰ってきた主人公のメイは、日々、地元の友人とバンドしたり、いたずらしたり、パーティーに参加したりと楽しくも刹那的に過ごしている。でも、彼女を含め、取り巻く人達・環境は昔と変わらず、というわけにはいかない。メイも友人もさまざまな問題を抱えて生きているす。メイは人々との交流を通じて、それぞれの問題と向き合う。その中で、ポッサム・スプリングで発生している失踪事件に巻き込まれ、更なる大きな問題と対峙することになる。

「ナイト・イン・ザ・ウッズ」“ローカライズのこだわり”を紹介

文章だけではなく世界そのものを翻訳する意味

 本作の面白さは、スラングを含む生きた言葉、セリフや話し言葉、手書き文字のデザインなど徹底的に細部までこだわり抜かれた世界観にある。数々の海外タイトルのローカライズを行なってきたPLAYISMでは、難易度の高いこの作品を文章だけではなく、世界観そのものを日本語化することを試みた。今回は開発中の画面から、その成果が一部公開されている。

【会話シーン】
 日本語でつくられたゲームであるかのような翻訳を目指し、スラングのニュアンスを損なうことなく、世界観そのままの会話を実現できるよう丁寧に翻訳。

【会話シーン】

【メイの日記】
 イベント内容、キャラクター紹介等が記録されるメイの日記。落書きを描いたメイの感情をできるだけ忠実に表現するため、こだわった翻訳を手書きで再現。

【メイの日記】

【掲示板】
 街中で見られる掲示物もポッサム・スプリングの雰囲気を掴むフレーバーテキストと考え、張り紙もデザイン性を変えることなくローカライズ。

【掲示板】

【新聞】
 ポッサム・スプリングの歴史・背景を補完する「新聞」も翻訳されている。

【新聞】