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「鬼ノ哭ク邦」、世界設定など最新情報を公開
鬼ビ人(ジョブ)を切り替えながら戦うアクションバトルを紹介
2019年2月22日 00:00
スクウェア・エニックスは、今夏発売を予定しているプレイステーション 4/Nintendo Switch/PC(Steam)用アクションRPG「鬼ノ哭ク邦(オニノナククニ)」の最新情報を公開した。
「鬼ノ哭ク邦」は、輪廻転生を前提とした倫理観が存在する世界を舞台としたアクションRPG。本作には、対をなす2つの世界「現シ世(ウツシヨ)」と「幽リ世(カクリヨ)」が存在する。プレーヤーはその2つの世界を行き来し、「迷イ人」を救済する主人公カガチとなって、魔物と戦い“命”の物語を体験する。今回は世界設定や、ジョブにあたる「鬼ビ人」をリアルタイムで切り替えながら戦うアクションバトルなど、本作の特徴が公開された。
【ものがたり】
輪廻転生によって命が繁栄した世界。人々は授かりし命を謳い、来世への祈りを捧げた。
死に対する悲しみは、生者を縛り、死者をためらわせる。すなわち、死を悲しむことは、輪廻転生を妨げる禁忌に他ならない。
だから人々は、その悲しみを笑顔に変えて、死者を送る。
しかし、涙を忘れようとした人の心にも、救いが必要だった。そうして生まれたひとつの役割――人は彼らを、逝ク人守リ(いくともり)と呼んだ。
彷徨える死者の魂「迷イ人(まよいと)」を救済する、いわば、生者と死者、この世とあの世の調停者の役割を担う存在。
逝ク人守リは、迷イ人の未練を断ち、来世へと送る者。生者と死者の想いに触れ、命を尊ぶ者。
これは、ひとりの逝ク人守リ、その命の物語――。
世界設定について
輪廻転生の世界
生者の世界・現シ世(ウツシヨ)と、死者の世界・幽リ世(カクリヨ)が存在し、人は死と転生を繰り返している。輪廻転生は当たり前のものとして認識されており、それを前提とした倫理観が存在する世界が舞台となる。
独自の倫理観
この世界では、悲しみや憎しみといった、強い想いに囚われると輪廻転生の輪から外れてしまうと信じられている。例えば親しい人の死に対し、悲しいという感情は抱くが、輪廻転生の輪から外れることを恐れ、感情を表に出さないよう振る舞うのが一般的となっている。
迷イ人(マヨイト)という存在
禁忌とされる“強い想い”に囚われたがゆえに、死んで肉体から分離した魂が「幽リ世」で、実体化した存在。迷イ人になると輪廻転生の輪から外れ、いずれは魔物と化す。魔物化する前に逝ク人守リによって浄化されると、「現シ世」に転生できるようになる。
逝ク人守リ(イクトモリ)
迷イ人を救済、もしくは処理するために作られた邦の戦闘部隊。迷イ人の想いを満たし、輪廻転生の輪に戻すのが役割だが、それが不可能であるとわかった場合は魔物化する前に処理することになる。
鬼ビ人(オニビト)
純粋かつ非常に強い想いを持つ迷イ人は、稀に魔物化せず、鬼ビ人となる。鬼ビ人は、記憶は無くしているが、純粋な想いに基づいた意志と強大な力を持っている。主人公は幽リ世で鬼ビ人と出会い、その力を借りることで共に戦うことができる。
登場キャラクターを紹介
本作の特徴
対を成す2つの世界
本作には対を成す2つの世界、生者の世界・現シ世(ウツシヨ)と死者の世界・幽リ世(カクリヨ)が存在する。現シ世と幽リ世は対の世界ではあるが、完全に同じではない。
迷イ人は幽リ世にしか存在せず、中には地形が異なる場所も存在している。そのため逝ク人守リたちは2つの世界を行き来し、任務を遂行することになる。
2つの世界で紡がれる“命”の物語
プレーヤーは迷イ人救済のため、現シ世と幽リ世を行き来し、対象が迷イ人となった原因を探り、解決へと導いていく。迷イ人の想いを満たし、輪廻転生の輪に戻すことが逝ク人守リ本来の役割となる。それが不可能であるとわかった時、魔物化を避けるための決断が必要となることもある。
鬼ビ人(ジョブ)をリアルタイムで切り替えながら戦うアクションバトル
迷イ人は非常に強い想いを持っており、稀に魔物化せず、鬼ビ人となることがある。鬼ビ人はジョブの役割を担っており、記憶は無くしているが、強い想いに基づいた意志と、強大な力を持っている。主人公は幽リ世で鬼ビ人たちと出会い、その力を自らの肉体に憑依させることで、強力な魔物たちと戦っていく。
鬼ビ人たちは、固有の武器と特徴的なスキルを持っている。そのため、憑依させる鬼ビ人によって、プレーヤーの立ち回り方も大きく変わってくる。戦況に合わせ、リアルタイムで鬼ビ人を切り替えながらバトルを進めていく。
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