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「planetarian~ちいさなほしのゆめ~」Nintendo Switch版が1月31日配信決定
2019年1月29日 17:52
プロトタイプは、Nintendo Switch用SFビジュアルノベル「planetarian~ちいさなほしのゆめ~」を1月31日に配信する。価格は1,100円(税込)で、ダウンロード専売。
本作は2004年にPC版が発売されたKeyが手掛けるビジュアルノベル。2016年にはTVアニメも放送された。選択肢のないビジュアルノベルで、小説を読むように物語を読み進められる。
また本作は移植シリーズでは最高解像度となる1,280×720ドットのHD画質に対応。立ち絵やイベントCGがリファインされている。加えてタッチスクリーンに対応し、テーブルモードやTVモード時には片方のJoy-Con1つですべての操作を行なえる。
早送りや早戻し機能も搭載。またロード地点からの巻き戻し、バックログからの再開、キャラクター別ボイス音量調整、クイックセーブ&クイックロード機能も搭載している。
ストーリー
降り止まない雨──30年前、突然の細菌攻撃により放棄された「封印都市」
今はただ、自律型の戦闘機械が支配する無人の廃墟
そこに彼はたどりついた
疲れ果て、身を潜めたビルの中にその場所はあった
プラネタリウム
昔、満天の星々を眺め人々が心を癒やした空間
そこで彼を一人の少女が迎える
少女の名は「ゆめみ」
30年の間、訪れる人を待っていたプラネタリウム解説員
彼女は、壊れかけのロボットだった──
「ゆめみ」に乞われるまま
今は動かない投影機を動かすために彼は時を忘れて修理を続ける
降り続く雨
静かに流れていく「ゆめみ」と彼の日々
遠い郷愁のような毎日が彼の心を揺り動かす
人工の星空に、彼は何を想うのか?
そして「ゆめみ」の運命は──?
登場人物
屑屋(くずや)
CV:小野大輔
主人公。戦争で放棄された都市から金目のものを発掘し生活している。自律型戦闘マシンに追われて逃げ込んだビルで「ゆめみ」と出会う。
ほしの ゆめみ
CV:すずきけいこ
大戦前に生産された量販型コンパニオンロボット。外観は15~16歳の少女を模して造られており、一見人間と区別がつかない。
老舗百貨店である花菱デパート本店の屋上プラネタリウム館に配属され、人間の同僚たちに混じって接客及びプラネタリウム投影の解説業務を行なっていた。
30年前の戦争勃発直後、職場のある都市が細菌攻撃を受けて放棄された時、そのままプラネタリウムに取り残される。その際に設定を初期化されることも、電源を切られることもなかったために、彼女は「客が来ないのは流行が変わったせい、スタッフがいないのは慰安旅行に出かけたせい」と思い込んだまま、来るはずのない客を平然と待ち続けていた。
基本ソフトウェアにバグがあり、人間相手に冗長な会話を繰り返してしまうという悪癖を持つ。ロボット特有の杓子定規な思考と同時に、ガラクタを集めて花束を自作したり、上位機種の「涙を流す機能」にあこがれたりと、多彩な面を見せる。観客やスタッフたちに長い間愛されていた、おしゃべりで幸せなロボット。
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