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【闘会議2019】「『レインボーシックス シージ』PS4版国内最強チーム決定戦2019」、RiZEが安定感ある2連覇を達成
2019年1月27日 21:36
幕張メッセで開催された「闘会議2019」2日目となる1月27日、同会場にてプレイステーション 4用タクティカルシューター「レインボーシックス シージ(R6S)」の大会「『レインボーシックス シージ』PS4版国内最強チーム決定戦2019」決勝戦が開催された。
今回出場したのは2018年の同大会で優勝した「RiZE」、そして「marching」。2本先取(BO3)でマップキック&ピック制、4名のオペレーターをBANする形式で行なわれた。今回の対戦では「国境」、「クラブハウス」、「ヴィラ」の順に対戦。
□配信ページ
http://live2.nicovideo.jp/watch/lv317346936
【参加選手(敬称略)】
・marching
CiqiL
toshi-f001
marching_asapan
RopeZyoeru
SUTEGU
・RiZE
dashda2121
kurokuma687
Ch35hir3-_-n3X0
PhoenixMokou_
Debukan-_-1st
RiZE、火勢強く
この決勝戦は殆どがRiZEの――とくにCh35hir3-_-n3X0(チェシャネコ)選手やdashda2121選手らによる激しい攻勢によって決したといっていい。marchingがラウンドを取る場面ももちろんあったが、RiZEの勢いはそれを凌駕するものだった。
特筆すべきはCh35hir3-_-n3X0選手が飛び出すタイミングの観察眼と殲滅力。相手を倒すことに主眼を置くアタッカーはどのようなタイトルにおいても華があるが、彼のそれは鮮やかで容赦がない。「R6S」で防衛側は屋内から出ると3秒で敵に居場所がバレるが、その大きなリスクを背負ってでも数的有利を勝ち取りにいく。それがマッチ序盤であれば重要な固有ガジェットを使う暇もなく倒れ、オペレーターによってはチーム全体を揺るがす脅威たりえる。
Debukan-_-1st選手以外全員アタッカーと称する通り、PhoenixMokou_選手やkurokuma687選手ももれなく戦闘力が高い。さらに言えば、「自分は当たらないけれど相手を当てられる」場所取りと視界の確保がうまい。
またkurokuma687選手が「国境」最終ラウンドなどで数度ピックした「MONTAGNE」の堅牢さも対戦に華を加えていた。大盾を構えるが攻撃手段に乏しいMONTAGNEは野良戦では敬遠されがちだが、ことチームとなれば話は別。高い防御力で相手の弾を防ぎ、相手をマーキングしたりディフューザーを設置してから相手へ圧力を掛けるなど重要な局面で活躍することもあった。
対するmarchingは、第2戦の「クラブハウス」序盤を奮戦。「国境」での厳しい戦いに復讐するように鮮やかな動きで3ラウンドを勝利した。marching_asapan選手は特に激しく立ち回り、「ASH」を使用した際は足の速さと高めの戦闘力を活かしてラウンド勝利に貢献していた。
そしてRiZEは2マップを先取して勝利。メンバーほぼ全員がアタッカーというのに相応しい、勢いのある立ち回りを見せた。RiZEにはクリスタル製のトロフィーと賞金10万円、準優勝のmarchingには賞金5万円が贈られた。