ニュース

【JAEPO2019】「WCCF FOOTISTA 2019」のオフィシャルアンバサダーを決める大会を開催!

優勝プレーヤーがついに決定!

1月25日~27日 開催

会場:幕張メッセ ホール2~3

 セガ・インタラクティブは1月26日、今春稼働予定のアーケード用サッカーゲーム「WCCF FOOTISTA 2019」(以下、「FOOTISTA」)の公式アンバサダー決定戦「WCCF FOOTISTA 2019 Ambassador Cup」を、JAEPO2019のセガブースにてに開催した。

 「FOOTISTA」は、世界中の有名サッカー選手の写真をプリントしたトレーディングカードを使用して遊ぶサッカーゲームの最新作。2002年に登場し、現在も稼働中の「WCCF」こと「WORLD CLUB Champion Football」シリーズの後継タイトルにあたる。

 本大会に出場したのは、昨年12月11日~12月23に開催された予選大会において、監督ランキングで上位16位までに入賞したプレーヤー。一発勝負のトーナメント戦で、同点で試合が終了した場合は、延長なしの抽選で勝者を決めるというルールで行なわれた。

お互いの手の内を探り合う、高度な駆け引きを随所に展開。決勝戦は再試合までもつれ込む壮絶な死闘に!

 本作はまだ製品版ではなく、排出されているカードの種類が少ないため、どのチームも選手の人選に関しては大きな違いはない。フォーメーションについても、4または5バックを採用するプレーヤーがほとんどで、こちらも大きな差異はなかった感がある。

 そこで、勝敗を分けるポイントとなったのが、ホットラインと一部の選手が持っているスキルの活用法だ。ホットラインとは、攻撃の基点となる選手を最大3人まで指名できるシステムのことで、ホットラインを形成した選手を中心に攻撃を組み立てる効果が表れる。このホットラインと、「スルーパス」や「スピードスター」などの選手固有のスキルを駆使していかにゴールを決めるか、逆に守備の局面では、相手が使用したホットラインやスキルをいかに見破って断ち切る(本作では、これをブレイクと呼ぶ)かの駆け引きが随所で切り広げられた。

 さすがにトップランカーが集まった大会とあって、ロケテスト期間がかなり短かったにもかかわらず、多くの監督が相手のホットラインやスキルをいち早く察知し、ブレイクする技術と戦術眼を見事に体得していた。筆者も本作を何度かプレーしているが、実戦で狙ってブレイクするのは、けっして簡単ではない印象を持っているので、ブレイクの応酬となる試合が続いたことには本当に驚かされた。

 もうひとつのポイントは、ロケテスト版でおそらく最強の攻撃力を持つであろう、ご存知世界のスーパースター、メッシの存在だ。特に、スキルの「ドリブル」を発動させたときの破壊力はすさまじく、筆者が見た限りではほぼ全員が使用しており、ドリブルからゴールを決める場面が頻繁に見られた。また、メッシが直接フリーキックからゴールやアシストを記録する場面も非常に多く、自陣で反則を犯してセットプレーを与えた側のチームは、総じて不利になっていた。

短期間のロケテストの間に、驚くほどの上達ぶりを披露した参加者たち。同点で試合を終えたプレーヤーは、クジ運で大きく明暗が分かれることに……
ホットライン、またはスキルブレイクの応酬となる試合が続出。メッシとセットプレーの活用法も、今大会の大きなポイントになった印象だ

 迎えた決勝戦は、初戦で予選1位通過のIQ監督を抽選の末に破ったミロシュ・スレイマニP監督と、同じく抽選1回を含む接戦を制して勝ち上がったリンネ監督の対決に。開始早々、5バックで自陣を固めたスレイマニP監督の守備網を、リンネ監督の操るメッシが豪快に突き破り先制ゴールを決める。その後、スレイマニP監督が2点を決めて逆転に成功し、このまま逃げ切るかと思われた後半ロスタイム、途中出場のドゥンビアが奇跡の同点ゴールを決めて、リンネ監督が土壇場で引き分け再試合に持ち込む壮絶な展開に。

 直後にキックオフされた再試合では、スレイマニP監督が相手のエース、アグエロをマンマークする作戦を選択すると、これが見事にハマった。5バックの布陣と積極的なプレスで、開始早々から相手ボールを次々と奪い、ショートカウンターから面白いようにゴールを量産。終わってみれば、なんと7-0で圧勝したスレイマニP監督が、見事本作のアンバサダーに任命された。

 優勝したスレイマニP監督は、「(決勝戦の)最初の試合では最後に追い付かれ、もうダメかなと思いましたが、あきらめなくてよかったです」とコメント。今後、同監督は前代未聞の大役を担うことになるが、プロモーション方面での活躍にも大いに期待したい。

決勝戦の初戦では後半ロスタイムで引き分けに持ち込み、大いにギャラリーを盛り上げたリンネ監督
決勝戦再試合は、立ち上がりからミロシュ・スレイマニP監督の采配がズバリと的中、圧巻のゴールショーで7-0の完勝を収めた
左がスレイマニP監督のチーム、右がリンネ監督のチーム。5バックで背後を固め、プレスからの速攻を狙うスレイマニP監督の戦術が冴えに冴えた
優勝したミロシュ・スレイマニP監督には、柏田知大プロデューサーからアンバサダーの称号とトロフィーが贈られた
アンバサダーに任命されたミロシュ・スレイマニP監督。「大会前に200試合ぐらいプレーしました。『WCCF』の大会は店舗予選で負けていたので、こんなに大きな大会に出たのは初めてでした。(優勝は)自分でも信じられないです」
本大会のトーナメント表。スレイマニP監督は予選8位からの下剋上を見事に達成した

全「WCCF」プレーヤーに朗報! 「FOOTISTA」でも引き続き「WCCF」のカードが使用可能に!!

 大会終了後、本作の柏田知大プロデューサーより「超」がつくほどの重大発表があったので、以下に追記させていただく。

 現在稼働中の「WCCF」17-18バージョンのカードは、「FOOTISTA」でも継続して使えるというアナウンスはすでにされていたが、新たにそれ以前のバージョンも含めた全カードの引き継ぎを確約することを明らかにした。ただし「FOOTISTA」の稼働直後は、各バージョンとも使用が解禁されるのは3枚ずつで、以後アップデートを実施するごとに解禁するカードを徐々に増やしていくとのことだ。

 また、来月以降に柏田氏が全国を行脚してのファンミーティングを開催することも併せて発表した。日程は今のところ未定だが、続報は引き継ぎ使用カードの解禁情報も含め、2月上旬から随時お知らせするとのこと。こちらの続報も大いに楽しみだ。

「WCCF」シリーズ全カードの段階的な継続使用の実施と、ファンミーティング開催のサプライズ情報も飛び出した。「WCCF」ファンにはこれ以上ない朗報だろう