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「リーグ・オブ・レジェンド」、「シーズン2019」が開幕
プレーヤーの実力がわかる「ランク戦」がスタート
2019年1月24日 17:55
ライアットゲームズは、PC用MOBA「League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)」(以下、LoL)の新シーズン「シーズン2019」を1月24日より開幕した。
今シーズンから、試合の勝敗結果などにより変動するプレーヤーの実力を示す「ランク」に、新たにアイアンとグランドマスターが加わり、全9つのティアとなる。「シーズン2019」公式サイトでは、1月24日より6日間にわたり、チャンピオン(キャラクター)やイベント、eスポーツなど、新たに登場するコンテンツを紹介する。
ランクマッチとフェアプレイについて
「LoL」の各シーズンでは、ランク戦を(任意で)プレイすることができる。「ランク」とは、個々のプレーヤーの実力を示す指標のことで、基本的に5vs5の対人戦の勝敗によって獲得、または減少する数値(LP/League Points)で決定する。「シーズン2019」では、プレーヤーは9つのティア(アイアン < ブロンズ < シルバー < ゴールド < プラチナ < ダイヤモンド < マスター < グランドマスター < チャレンジャー)のいずれかに振り分けられ、各プレーヤーは頂点のチャレンジャーを目指す。
「LoL」では、プレーヤーのランクに応じた、公平なマッチングとなるよう、独自のシステムを採用している。これにより、極端に強い味方や相手と出会うことはほぼなく、同じような実力をもつプレーヤー同士による、エキサイティングな試合が実現する。また、ルールやマナーを遵守するプレーヤーには「名誉システム」により、ゲーム内アイテムが付与される。反対に、暴言やマナーが悪いプレーヤーに対しては「即時評価システム」などを通じて、運営チームに報告することができる。悪質な言動が目立つプレーヤーは、運営チームの判断によりアカウントの一時停止または永久停止などの厳しいペナルティの対象となる。「LoL」のゲームマナーについては「サモナーの法典」を見ていただきたい。
「シーズン2019」からのランク新要素について
振り分け戦
「シーズン2019」の振り分け戦では、初戦終了後に暫定ランクが決定する。暫定ランクは振り分け戦のスタート地点で、その後は振り分け戦を重ねるごとにランクが上昇していく。振り分け戦中はLP減少が発生せず、暫定ランクより低いランクになることはない。振り分け戦10試合を終了した時点でのランクが、プレーヤーの正式な初期ランクとなる。なお、新規アカウントは、最初は最下ティア(アイアンIV)に振り分けられる。
スプリットと褒賞
「シーズン2019」のランクは、3つのスプリットで構成される。各スプリット中は、勝利するたびにスプリットポイントが付与され、スプリット固有の褒賞が解除される。スプリットポイントは、各スプリットの終了時にリセットされる。スプリット間に休止期間はなく(スプリットが終了するとすぐに次のスプリットがスタート)、複数スプリットでプレイし続けることで、プレーヤーの褒賞は増加する。スプリットは3カ月ごとに切り替わり、最初のスプリット1は4月中旬に終了する。
ポジションランクの導入
「シーズン2019」より新たに登場する「ポジションランク」は、グローバル全体の導入にあたりプレビュー期間を設ける。スプリット1の期間中は、韓国と北アメリカ地域でのみ導入される。「ポジションランク」では、ランクとマッチメイキングのレートがポジション別に保持される。ポジションごとに個別のランクを持つことになるため、不公平な厳しいマッチングはなくなる。
なお、マッチ終了時には、毎回「振り分け戦を終えた他のポジション」に対し、総合的なパフォーマンスに応じたLPの「スプラッシュ(波及効果)」が発生するため、1つのポジションを集中的にプレイしていても、他のポジションのランクはゆるやかに上昇していく。また、連敗が続くとLPのスプラッシュはマイナス方向にも働くため、メイン以外のポジションにおいても勝利を目指してプレイすることが重要になる。「ポジションランク」新システムは、スプリット1の終了後に世界各地域に導入予定。ポジションランクとプレビューの詳細は、開発チームによる説明を見ていただきたい。