ニュース

「レッド・デッド・オンライン」、待望のバトルロイヤルモード「ガンラッシュ」体験レポート

隠れながら撃て! チーム戦では連携が重要

1月11日(北米現地時間)実装

 ロックスター・ゲームスはプレイステーション4/Xbox One向けオープンフィールドアクション「レッド・デッド・オンライン」において、1月11日(北米時間)アップデートを行ない、新しい対戦モード「ガンラッシュ」を実装した。

 「ガンラッシュ」は北米で先がけて実装され、日本からは11日から12日早朝まで「ガンラッシュ」だけでなく、戦闘シリーズやレースなど、対戦コンテンツに接続できない状態が続いてたが、日本のプレーヤーも12日の早朝以降は「ガンラッシュ」を含む各種コンテンツにアクセスが可能となった。

 「ガンラッシュ」は「PUBG」などのバトルロイヤルスタイルを取り入れた新しいゲームモード。プレーヤーは最初武器がない状態でスタートし、中心地点から放射状に配置される武器を入手して戦っていくこととなる。中心地点に近いほどショットガンやライフルも強力なものがあるが、入手するために先に急ぎすぎると敵に見つかりやすくなる。武器の他には馬があり、これを使って素早く移動することも可能だ。対戦モードのように固定武器は配置されていない。

最初は何も武器を持っていない状態でスタート、マップの中央から放射線状に武器が配置されており、中央ではより強い武器が入手できる
徐々に狭まっていくマップ。戦闘地域は縮小されていく

 「ガンラッシュ」は全ての参加プレーヤーが敵となる“フリーフォーオール”の対戦ルールで最大32人の参加が可能。「ガンラッシュ(チーム戦)」ではチーム対戦となり、1チーム最大4人、合計32人での対戦が楽しめる。実際のプレイでは参加人数で変わり、今回体験できたのは「ガンラッシュ」で5人から8人ほど、「ガンラッシュ(チーム戦)」では1チーム2人構成で12人ほどの対戦が多かった。

 マップは森林地帯の「トールツリーズ」、街中の「ローズ」、要塞の「フォートマーサ」、馬の柵が駆け引きとなる「ヘニガンステッド牧場」、美しい邸宅がある「荘園」の5種類。マップも大きさは両方とも変わらない。マップはフィールドマップの一部が使われ、要塞周辺、街周辺など他のバトルロイヤルゲームに比べると狭めで、しかも速いペースで縮小するので、かなり速いペースで勝敗が決まる場合もあった。

 面白いのは中央付近に「箱」があり、これを入手することで「装甲服」が入手できること。この装甲服は1度致命傷を避けることができる。装甲服を着ている場合、攻撃を受けると赤い煙と共に装甲服が外れる。正面で撃ち合う時にかなり有利だ。しかし2人以上に狙われたり、敵が見えなければあっという間にやられてしまう。

 「ガンラッシュ」は敵の姿がレーダーに表示されないため敵をいちはやく発見することが勝つ条件となる。建物の中に隠れ、敵を待ち構えるのも作戦の1つだ。負けてしまっても他のプレーヤーの動きは参考になる。どこに隠れると有利か、どう立ち回れば良いか、戦いながらコツを掴んでいこう。敵の足音も場所を知らせる重要なヒントとなる。

中央の箱を開けると装甲服が入手できる。この装甲服は致命傷を受けると赤い煙となって消滅、プレーヤーを守ってくれる

 「ガンラッシュ」は全てのプレーヤーが敵となる通常のモードと、チームを組んで対戦を繰り広げる「ガンラッシュ(チーム戦)」がある。チーム戦の場合は仲間と死角を補ったり、片方が逃げに徹し、もう1人が仕留めるなど戦いの幅が広がる。

 しかし現状では事前にチームを組む「民警団」で戦闘に参加してもチーム分けで別々のチームにされてしまい連携が取りにくい。これは「ガンラッシュ」だけでなく「戦闘シリーズ(大規模)」でも同様で、民警団をチーム戦でも反映してもらいたいところだ。チームを全く意識していないプレーヤーも多く、連携した戦いを楽しみたい。

 「ガンラッシュ」は新しい楽しさを体験できる対戦ルールだ。馬を入手しいち早く真ん中に突っ走り、武器を揃え敵を待ち構えるのも良いし、わざと外縁ぎりぎりに居続け、敵が撃ち合いをして数が減ったところから進む“漁夫の利”を狙う作戦も良い。どんな戦いが繰り広げられていくか、ぜひゲーム内で確かめて欲しい。

チーム戦ではチームメンバーと連携することで有利に戦える