ニュース
「ドラゴンクエストビルダーズ2」発売記念、ブロック仕立ての巨大スライム登場!
白石Pに堀井雄二氏との開発秘話も聞いてきた
2018年12月20日 15:14
スクウェア・エニックスより12月20日に発売となったプレイステーション 4/Nintendo Switch用ブロックメイクRPG「ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島」(DQB2)。本作の発売を記念して、全高約8mにおよぶ巨大スライムがクイーンズスクエア横浜 クイーンズパークに登場している。
巨大スライムはフォトスポットとなっており、手持ちアイテムとしてタイトルロゴが描かれたブロック、スライムのぬいぐるみ、「おおきづち」や「きづち」などの小道具が用意されている。会場には常駐スタッフがおり、誘導と撮影を行なってくれるのは嬉しいポイントだ。
白石プロデューサーへミニインタビュー!
現場にはスクウェア・エニックス「DQB2」プロデューサーの白石琢磨氏がおり、今回のプロジェクトについて話を聞く機会を得られた。
まず今回の「巨大スライム」は、これまでスクウェア・エニックスでは様々なプロモーションを行なってきたが、「DQB」シリーズらしい仕掛けに取り組みたいという思いから始まった企画だという。
8mという高さは実際に見てみるとかなりのインパクトがあるが、自重に耐え、風で倒れない最大限の大きさで制作されている。「DQB」らしいのは、一旦ゲーム内で実際にスライムを作り、その形を「設計図」として今回のスライムが作られていること。現地を訪れた際は、ゲームの中に入り込んだ気分でスライムを眺めてみるのも面白いと思う。
白石氏に「前作が人気だったので、今作はプレッシャーもあったのでは?」と話を振ると、「やはりあった。なので、ゲームの方向性をどうするかは最初によく話し合った」と応じてくれた。
ゲームの内容をガラリと変える案も中にはあったというが、堀井雄二氏が「ファンは前作のアップデート版を期待しているのだから、よりパワーアップしたものを作ろう」と話し、そこから一気に企画が動いていったという。
とはいえ、白石氏は「今作からプレイしても楽しい作品にすること」は常に念頭にあったという。初心者にも入りやすく、前作のプレーヤーはより楽しめるものが「DQB2」を作る上での最大の課題だったようだ。いることで素材集めが楽になり、ストーリーにも深く関わってくる新キャラクターの「シドー」などは、その象徴のような存在なのだろう。
最後に白石氏は本作について「作ること、壊すこと、それにストーリー。この3つが見事に融合して楽しめるタイトルになっているので、ぜひプレイしてほしい」と語ってくれた。年内最後の期待作として、ぜひ注目していただきたい。
©2018 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
Developed by KOEI TECMO GAMES CO., LTD.