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ライアットゲームズ、「LoL」の世界大会「2018 World Championship」公式データを公開
全世界の9,960万人がファイナルバトルの興奮を共有!
2018年12月12日 09:48
ライアットゲームズは、PC用MOBA「リーグ・オブ・レジェンド」(以下、LoL)の世界大会「2018 World Championship」の視聴者数などに関する公式データを発表した。
本大会は年に一度開催される「LoL」の国際大会。14の地域リーグからトップチームが集い、優勝トロフィーである「サモナーズカップ」を掲げる栄光を目指して競い合う。韓国・インチョン(仁川)で開催された今年の「World Championship Final(決勝戦)」では、放送のユニークビューワー数(重複なしの視聴者数)が9,960万人、最大同時視聴者数が4,400万人、平均視聴者数/分が1,960万人を記録した。この平均視聴者数/分(Average minute audience 、AMA)とは、放送するプログラムの任意の1分間における平均視聴者数を示す指標で、従来はメジャースポーツ大会のテレビ視聴率を示す際に使用されてきたものだ。なお、昨年の「World Championship」の最大ユニークビューワー数は8,000万人だった。
中国リーグLPLのInvictus Gamingが、ヨーロッパリーグEU LCS(2019年よりLeague European Championship:LECに改称)のFNATICを破り優勝したFinalでは、用意した23,000席以上が満員となり、会場はファンの熱気に包まれた。また、今大会では北米リーグNA LCSのCloud9が北米代表チームとして史上初となる準決勝進出を果たしている。
【Whalen Rozelle氏(Riot Games eスポーツ部門共同ヘッド)のコメント】
この8年間、私たちは「リーグ・オブ・レジェンド」を次の世界的プレミアスポーツとするべく尽力してきました。ここまで国際的な注目を集めることができたのは、各地域レベルと世界レベルの両方で奥深い競技エコシステムを構築するべく取り組んできた成果と言えると思います。私たちは今後も、「リーグ・オブ・レジェンド」を世界初の“複数世代が楽しめるサステイナブル(持続可能)なeスポーツ”にするという大きな目標に向けて歩みを進めていくつもりです。
「2018 World Championship」
今年の「World Championship」では、世界中の数百万というファンがMastercard提供のオープニングセレモニーを見守る中、Riot Gamesプロデュースのミュージックグループ「K/DA」を発表し、デビュー曲の「POP/STARS」が披露された。ステージ上にはアーティストMadison Beer、(G)-IDLE、Jaira Burnsが並び、さらに「K/DA」の拡張現実(AR)キャラクターがアーティスト達と並んでパフォーマンスを披露した。
「POP/STARS」のミュージックビデオは、Billboard音楽チャート1位、Google Play Top Songs1位、iTunes K-Popチャート1位、さらにiTunesのポップス全般チャートでも2位を獲得。動画と音楽ストリーム配信の累計再生数は2億4,280万回以上を記録している。さらにRiot GamesがThe Glitch Mob、Mako、The Word Aliveとパートナーを組んでプロデュースした「2018 World Championship」の公式テーマソング「RISE」も、動画と音楽ストリーム配信の累計再生数で1億4,370万回以上を記録した。
【Jarred Kennedy氏(Riot Games eスポーツ部門共同ヘッド)のコメント】
今年のWorlds オープニングセレモニーは、スポーツ史上でも屈指の規模となったのではないでしょうか。「POP/STARS」と「RISE」がコアなファンとポップカルチャー層の両方に響いたこと、そして彼らがイベントを視聴してくれたことが純粋に喜ばしいです。キャラクターたち、アート、「リーグ・オブ・レジェンド」の世界。そこに「World Championship」という大舞台と競技大会としての盛り上がりが加わるのですから、記憶に残る瞬間を生み出すには絶好の場と言えます。これほど大きく熱心なコミュニティがあるという幸運にも恵まれています。これからも誰も見たことがないようなパフォーマンスやコラボレーション、そして体験を届けていきます。
記憶に残るシーズン
「リーグ・オブ・レジェンド」の2018年シーズンは、12月7日から12月9日(日本時間)に米国・ラスベガスで開催された祝賀的イベント「All-Star Event」で締めくくられたばかりだが、シーズン最後の「競技的」大会はその前に行なわれた、14の競技地域から24のトップチームが集い、世界一の象徴であるサモナーズカップを目指して1カ月にもわたり競い合う国際大会「World Championship」だった。「2018 World Championship」には合計30の国・地域から総勢144名のプロプレーヤーが出場を果たしている。
2018年の世界王者となったInvictus Gamingは、中国リーグLPL史上初めて世界王者の称号を獲得したチームとなった。この大会の様子は30以上の放送プラットフォームおよびテレビ局で中継され、北アメリカおよびヨーロッパではTwitchやYoutube、中国ではテンセントのストリーミングプラットフォームやテレビ局ESPTV、韓国ではテレビ局OGNやAfreecaTVでも放送されている。
1月より開幕する2019年の「リーグ・オブ・レジェンド」シーズンでは、ヨーロッパで開催される「2019 World Championship」(決勝の舞台はフランス・パリ)の出場権獲得を目指して世界各地で合計113のプロチームが競い合う。また、2018年に中国と北アメリカの両リーグでの導入が成功したケースに続き、今シーズンはヨーロッパおよびトルコが各組織/チームとの長期的パートナーシップ体制を導入する。中国リーグLPLは、今シーズンより16チーム制へと拡大し、各チームがホーム地域を拠点とするモデルを強化していく(昨シーズンには5チームが専用アリーナでプレイした)。またベトナムやブラジルといった新興地域でも放送およびコンテンツのチャンネル増強が予定されている。
数字でみる「2018 World Championship」
賞金総額
賞金総額は【645万ドル(約7億2,000万円)】
※Riot Games提供の賞金【225万ドル(約2億5,000万円)】に加え、ファンから寄せられた【420万ドル(約4憶7,000万円)】が賞金総額に加算されている。
チャンピオン
・期間中にプレイされたチャンピオンは【合計90体】
※「World Championship」史上最多
・最も多くピック&バンされたチャンピオン【エイトロックス99.2%(42ピック/76バン)】
・最高勝率のチャンピオンは【ルブラン66.7%(18勝9敗】
※5試合以上で使用されたチャンピオンに限る
その他の詳細は、「数字で振り返る2018年LoL eSports 」のページをみてほしい。
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