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Blizzardタイトルの祭典「BlizzCon 2018」が明日より開幕！
果たして「Diablo」の新作は出るのか!? 日本独自のパブリックビューイングにも注目
2018年11月2日 07:39
- 11月2日、3日開催
- 会場：Anaheim Convention Center
Blizzard Entertainmentは、プライベートイベント「BlizzCon 2018」を米国アナハイムのAnaheim Convention Centerにおいて米国時間の11月2日より開催する。本稿では前日レポートとして、イベント概要と前日の模様をお届けしたい。
BlizzConは、Blizzardが2005年に始めたプライベートショウ。「World of Warcraft」ファン向けのファンイベントとしての位置づけから年々規模やタイトルを拡大し、2017年は6タイトル、35,000人規模まで成長。現在では、単なるコミュニティイベントに留まらず、eスポーツイベント、新規タイトルの発表の場など、様々な意味を持たせた同社最大のイベントとなっている。
とりわけ注目されるのは、初日11時よりスタートするオープニングセレモニーでの新規コンテンツの発表だ。ここ数年定番となっているのは、「ハースストーン」や「World of Warcraft」の拡張パックや、「Overwatch」や「Heroes of The Storm」の新ヒーローの発表だが、2014年には完全新規タイトル「Overwatch」を正式発表するなど、新規タイトルの発表も期待される。
ここ数年の期待は、「Diablo」の新作だが、昨年はBlizzCon直前に噂を打ち消すアナウンスを行ない、今年は意表を突くように8月にNintendo Switch版「Diablo III」を発表。「Diablo III」自体のシーズンも継続しており、「今年もないかもしれない……」という悲観的な声が多い。ここで発表してくれば大番狂わせとなるが、さて今年はどうなるだろうか。
BlizzConのメインイベントとなるのは、「Diablo」を除く5タイトル（「オーバーウォッチ」、「ハースストーン」、「Starcraft II」、「Heroes of The Storm」、「World of Warcraft」）で2日間に渡って同時平行して行なわれるeスポーツ大会だ。タイトルによってその位置づけ、賞金などは様々だが、世界中で行なわれた予選を勝ち抜いた強豪チーム、選手たちが集い、2日間で決着を付けるというエキサイティングな内容で、どのブースも大盛り上がりになる。残念ながら今年も日本人選手の参加はないが、その熱戦の模様はイベントレポートとしてお届けするつもりだ。
ちなみにBlizzConは、オープニングセレモニーやeスポーツ大会の模様をすべてライブで見られるようになっている。有料サービスとして「Virtual Ticket」（6,000円、税込）と呼ばれるサービスが存在し、購入することで有名アーティストのライブをはじめ、全コンテンツの視聴が可能になるほか、6タイトルのゲームコンテンツが入手できたり、参加者に贈られる「BlizzCon 2018 Goody Bag」が10ドルディスカウントになるなど、様々な特典が用意されている。中でもインゲームアイテムはBlizzCon限定のものばかりで、日本でも人気の高い「ハースストーン」ファンや「オーバーウォッチ」ファンは要注目だ。
なお、今年ユニークな試みとしてBlizzCon 2018のパブリックビューイングが行なわれる。時差の関係から、11月4日0時スタートというオールナイトイベントとなっており、神奈川県のイオンシネマ港北ニュータウンを会場に、「Overwatch World Cup」や「Hearthstone Global Games」の観戦をはじめ、「オーバーウォッチ」や「ハースストーン」の講習会や対戦会、さらにNintendo Switch版「Diablo III」の試遊も可能としている。500名限定の有料イベント（1,500円、税込）となっており、まだ応募が可能となっているので、Blizzardタイトルのファンは参加してみては如何だろうか。
GAME Watchでは、BlizzConの会期中、初日のオープニングセレモニーをはじめ、eスポーツイベントの模様や、開発者インタビュー、新規コンテンツのインプレッションなどをお届けしていく予定なので、ぜひご注目いただきたい。
