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PS4版恋愛アドベンチャー「絶対階級学園」発売決定
描き下ろしイベントスチルを追加。フルHDに対応も
2018年10月29日 12:52
プロトタイプは、プレイステーション 4用恋愛アドベンチャー「絶対階級学園」を2019年1月10日に発売する。価格は、パッケージ版が6,400円(税別)で、ダウンロード版は5,556円(税別)。
「絶対階級学園」は、「三国恋戦記」を手がけたDaisy2より2015年に発売された女性向けPC用恋愛アドベンチャーゲームのPS4版。物語の舞台は、絶対的階級制度に基づく身分差別に支配された「私立櫂宮学園」。学園には、特権階級「咲き誇る薔薇」、平民階級「名もなきミツバチ」、奴隷階級「捨て置かれた石ころ」の3つの階級があり、物語の進めかたによって主人公の階級が変化する。所属する階級によって主人公の振る舞いや、主人公に対する周囲の反応も変わっていき、攻略対象キャラクター達はプレーヤーの選択で友好的にも冷たくもなる。
PS4版の特徴
・描き下ろしのイベントスチルを追加
これまで汎用の立ち絵と背景で展開していたシーンをイベントスチル化。5人の攻略対象キャラクター全員に追加される。
・移植ラインナップ最高解像度のフルHD
移植ラインナップ最高解像度となる1,920×1,080ドットのフルHDに対応。2016年に発売されたPS Vita版を大きく上回る高解像度により、より一層の美麗ビジュアルが楽しめる。
・ボイス&BGM のクオリティーもアップ
ブルーレイディスクの大容量を活かしてボイスのクオリティーもアップ。より生音に近い音質でプレイできる。また、BGMの品質も向上しており、美しい音楽が楽しめる。
【ストーリー】
東京湾を囲む「リングエリア」内の貧民地区に暮らす主人公・藤枝ネリ。慎ましくも穏やかな日々を送っていたが、ある日突然、たったひとりの家族である父親が失踪してしまう。
「櫂宮学園へ行きなさい」
──謎の手紙を残して。
私立櫂宮学園。特権階級に属する良家の子女のみを集め、未来の日本を担うエリートの育成を目的として創設された、全寮制の名門校。
ネリは父の置き手紙に従い、セレブが集まる櫂宮学園に転入することになった。しかしそこはとてつもなく豪奢だが、絶対的階級制度に基づく、「身分差別」に支配された学園だった。
階級制度の頂点で学生を統治し、あらゆる権力を有する「女王」、全てにおいて優位に立つ、選ばれたエリートたちが属する特権階級「咲き誇る薔薇」、最も多くの生徒が所属する平民階級「名もなきミツバチ」、同じ生徒でありながら、使用人同然に虐げられ使役される奴隷階級「捨て置かれた石ころ」。
そして、絶対的制度に抵抗する生徒で組織された反体制グループ「レジスタンス」。
想像を絶する格差社会の中でネリが出逢う「恋」、次第に浮かび上がる学園の「真実」とは──!?
ゲームシステムを紹介
本作は、物語の随所に出てくる選択肢によってその後の展開が変化するオーソドックスなアドベンチャーゲーム。ゲームスタート時、学園へ転入したての主人公は「名もなきミツバチ」階級となるが、ゲームの進めかたによって階級が変化していく。
様々な機能を搭載
早送り&早戻し機能に加え、以下の機能などが搭載されている。
・選択肢の表示位置変更機能(中央or下)
・既読の選択肢へのジャンプ機能
・バックログで選択したメッセージからの再開機能
・ロード地点からの巻き戻しも可能
・キャラクター別のボイス音量調整
・クイックセーブ&クイックロード機能
「ボイスコレクション機能」をはじめとした、おまけコンテンツが充実
おまけコンテンツとして「CG 鑑賞」や「音楽鑑賞」、「シーン回想」、「エンディングリスト」、「ムービー鑑賞」、「ボイスコレクション機能」を搭載。「ボイスコレクション機能」はお気に入りのボイスを登録するだけでなく、登録したボイスの再生順を自由に変更することができるので、プレーヤーだけのオリジナルのボイスドラマを作って楽しむことも可能。
私立櫂宮学園について
私立櫂宮学園は、中高一貫教育の全寮制学園(男女共学)。「世界に冠たるエリートを養成する」という理念を掲げ、生徒は家柄、財力に秀でた名家の子女に限定している。授業は大学のような単位制を取っている。
・所在地
世俗の雑音を遮断し、勉学と自己研鑽に専念させるために、学園は東京・リングエリアから1,000km以上も離れた洋上の孤島に建設された。島内にある施設は「私立櫂宮学園」のみで、学園関連以外の居住者はいない。
・施設
立派な教室や講堂、図書館など学園の建物が立ち並ぶエリアを中心に、住居エリア、そして様々な店が多数連なるアーケードが設けられ、ハイクラスの生徒たちが何不自由なく暮らせるあらゆる施設が揃っている。
絶対的階級制度について
私立櫂宮学園を司る唯一無二の特徴が「階級制度」。生徒を露骨な階級制度で階層化し、学園生活のすべてを「身分」に従って行なわなければならないという特異な方針のもと運営されている。授業内容だけは平等だが、それ以外は制服も食事も階級によって明確に差別化されている。
3つの階級からなる階層ヒエラルキーのさらに上位には「女王」が君臨し、学園のすべてを取り仕切っている。生徒たちの身分を決めるのもすべて女王の一存。「薔薇」から「石ころ」に転落することも珍しくはないため、生徒たちは緊張した毎日を送っている。
登場人物
主人公 (※名前のみ変更可能):藤枝ネリ(ふじえだ ねり)
「私、本当にこの学園でやっていけるのかな……」
主人公。高校2年生。貧民地区に住んでいたが、突然失踪した父の置き手紙に従って、私立櫂宮学園へ転入することになった。大切に育てられ、まっすぐな性格のために人を疑うことを知らない。明るく素直な頑張り屋。家事が得意。
山よりも高いプライド ウルトラオレ様王子:鷹嶺 陸 (たかみね りく)
CV:浪川大輔
「覚えておけ。俺はおまえなどが気軽に肩を叩いていい相手じゃない!」
「咲き誇る薔薇」階級の3年生。鷹嶺財閥の御曹司で、特に秀でた存在のため「赤薔薇様」と呼ばれている。傲慢な性格で、素直な気持ちを伝えるのが不得手。自身に並々ならぬ誇りを抱き、血筋や肩書きを重視する権威主義者。そのため人を小馬鹿にした物言いが目立つ。気に入った相手には必要以上に攻撃的になる不器用な面も。
身長:174cm
生年月日:7月6日
血液型:A
趣味:バイオリン、怠惰に過ごす
好きな食べ物:オムライス
嫌いな食べ物:ピーマン
優雅で高貴な王子様:鷺ノ宮 レイ(さぎのみや れい)
CV:木村良平
「君が1 日も早く学園に馴染めるよう願っているよ」
「咲き誇る薔薇」階級の3年生。公家の血を引く鷺ノ宮家の長男で、陸と同じく学園の中心的存在であることから「白薔薇様」と呼ばれ慕われている。階級問わず誰にでも優しく接するが、なかなか他人に本心を明かさない。優美な見かけによらず機械工学に高い関心を示し、趣味でロボットを組み立てることも。
身長:180cm
生年月日:6月10日
血液型:AB
趣味:ピアノ、星座鑑賞、機械工作
好きな食べ物:ぶどう
嫌いな食べ物:セロリ
学内随一のプレイボーイ:加地壱波(かじ いちは)
CV:柿原徹也
「俺のひろーい胸に、飛び込んでおいで。子猫ちゃん」
「名もなきミツバチ」階級の2年生。親しみやすい性格でノリも良いが、状況や相手によって露骨に態度を変えることもある、計算高く世渡り上手な青年。女の子が大好きで、常にファンに取り巻かれている学内随一のプレイボーイであり、彼との恋に破れた女子生徒は数知れず。また、演劇部に所属し、日々演技の腕を磨いている。
身長:177cm
生年月日:10月22日
血液型:AB
趣味:映画鑑賞、女の子と遊ぶ
好きな食べ物:雲丹のパスタ
嫌いな食べ物:羊羹
階級制度と戦うワイルドな不良王子:七瀬十矢(ななせ とおや)
CV:前野智昭
「この学園がイヤになったら、俺んとこに来な。歓迎するぜ」
「捨て置かれた石ころ」階級の2年生。学園の体制に抗うレジスタンスのリーダー。明るくざっくばらんな性格だが、やや短気。不正や困っている人を見逃せない確固たる正義感の持ち主で、学内に根付いた階級制度や自分たちの存在に疑問を抱いている。薔薇階級のブレザーを勝手に着用し、学園のルールに真っ向から立ち向かう不敵な姿勢を示す。
身長:182cm
生年月日:8月8日
血液型:O
趣味:乗馬、スポーツ全般、読書
好きな食べ物:スペアリブ
嫌いな食べ物:特になし
無口ないじめられっ子:五十嵐 ハル(いがらし はる)
CV:石川界人
「俺なんかと話しても、いいことなんてなにもないよ」
「捨て置かれた石ころ」階級の1年生。無口で素っ気なく何を考えているのかわからないが、たまに口を開けばかなりの毒舌家ぶりを披露する。中性的な外見と階級も相まって、いじめの標的となり怪我が絶えない。人付き合いはほとんどないが、なにかと話しかけてくる十矢とはよく一緒にいる。芸術家肌で、絵を描くのが趣味だが、静物画ばかりで人物は描かないよう。
身長:169cm
生年月日:11月2日
血液型:B
趣味:絵を描く、ものづくり
好きな食べ物:甘い物
嫌いな食べ物:納豆
誰もがかしずくヒエラルキーの頂点:女王
CV:高口幸子
「皆さん、本日はお茶会にお集まりいただき、ありがとうございます」
外界から隔絶された学園都市で階級世界の頂点に君臨する、絶対権力者。教師や生徒たちからは「女王」と呼ばれ畏怖されている。生徒の階級はもとより学園におけるすべての決定権を有し、教師といえどもそれに逆らうことはできない。豪奢なドレスとベールに身を包み、本名、素顔、すべてが謎につつまれている。
鷹揚で紳士的な学園長:鏑木 蒼一郎 (かぶらぎ そういちろう)
CV:置鮎龍太郎
「勉学に励み、立派なここの生徒となってほしい。私の望みはそれだけだよ」
私立櫂宮学園の学園長。世界にまたがる大企業「鏑木グループ」のトップ。理想の教育を行ないたいと、この学園を設立した。非常に多忙な身だが、学園では主人公をはじめとする生徒たちの成長を優しく見守る。失踪した主人公の父と知り合いだった縁で、主人公を櫂宮学園に招いた。
おちゃめな美形ハーフ教員:エドワード 高崎
CV:三木眞一郎
「やあ、嬉しいねえ。転入生の噂を聞いたときから、女子が来てくれるといいなーって思ってたんだ」
養護教諭兼カウンセラー。親しみやすいお兄さん的存在で、生徒達からはエド先生と呼ばれている。誰に対しても気さくな態度で接するため生徒たちのよき相談相手となっている。特に女子生徒には甘く、転入してきたばかりの主人公をなにかと気遣う。キャリオット人と日本人のハーフ。
薔薇階級を目指す友人:八木沢 萌花(やぎさわ もえか)
CV:塙 愛美
「ふふっ。私たち、いいお友達になれそうね」
転入してきた主人公が初めて口をきいた女子生徒。同じ「名もなきミツバチ」階級の2年生ということもあり、以降は主人公のお世話係的な存在に。明るく前向きな性格。面倒見もよく、環境の急激な変化に戸惑う主人公に学園のルールを教えたり、ショッピングやカフェに連れて行ってくれたり、あれこれフォローしてくれる。上昇志向が強く「咲き誇る薔薇」階級に上がることを目指し、日々自分磨きに余念がない。
姫と呼ばれるエキセントリックな美女:玖珂 参月(くが みつき)
CV:志水由佳
「ふふ。私、女性の友人って少なくて。こういうのっていいですわよね」
並々ならぬ美貌がひときわ目を引く「咲き誇る薔薇」階級の2年生。真一の妹。たぐいまれな美しさとややエキセントリックな言動が妖しい魅力となって一部男子のハートを激しくわし掴み、「姫」と崇め奉る狂信的な取り巻きを生み出している。どうやら鷹嶺陸にご執心の様子だが、アプローチの結果は今のところ芳しくないようだ。