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マーベラス、HARDCORE TANO*C完全協力のリズムゲーム「WACCA」を発表
プレーヤーを包み込む音と光の旋回。円形UI＋ハードコアテクノのAC用新作音ゲー
2018年10月5日 10:46
- 10月4日 発表
マーベラスは10月4日、新作アーケード用リズムゲーム「WACCA（ワッカ）」の発表会を開催した。稼働開始予定は2019年。
「WACCA」は、中央の画面を囲むように設置された円形のタッチパネル「ワッカコンソール」が特徴のアーケード用リズムゲーム。タッチパネルは触れた箇所が光り、画面に表示されるトーンに合わせてタッチ操作やフリック操作をすることで楽曲ステージのクリアを目指していく。
本作はマーベラスとハードコアテクノレーベル「HARDCORE TANO*C（ハードコアタノシー）」との共同制作となっており、普段より楽曲制作やDJとして活躍する「HARDCORE TANO*C」メンバーのアイデアや構想がふんだんに取り入れられている。発表会にはマーベラス「WACCA」プロデューサーの横山達也氏、「HARDCORE TANO*C」より代表のREDALiCEさん、メンバーのt+pazoliteさん、DJ Genkiさんが登場し、本作を紹介していった。
制作期間2年、白紙状態から作り上げた渾身の音ゲーの形
横山氏によれば、「WACCA」の構想がスタートしたのは2年前。横山氏はもともと音楽ゲームに数多くの楽曲を提供している「HARDCORE TANO*C」のファンで、どの楽曲も評判がいいことから、「一緒に音ゲーを作りたい」とオファーしたという。
オファーはOKだったものの実際のところ何も決まっていない白紙状態で、制作は「リズムゲームとは何か？」を考えるところからスタートしたという。そこから徐々に話し合いが進み、時間を少しずつかけて今回披露された「WACCA」の形になっていった。
特徴的な円形のUIについては、「突然ひらめいた」という。それまではDJの動きを取り入れるようなものを模索しており、これがどうにも上手くいかなったところ、横山氏がまったく別のアイデアとして思いついたそうだ。この案に「HARDCORE TANO*C」も「これは！」と思い、そこからは急ピッチで企画が進んでいった。
こだわりのコンセプトは「音と光が旋回する新体験リズムゲーム」だとした。大きめに作られたタッチパネルと中央のディスプレイがプレーヤーを包み込み、手の動きと光が連動していく。また左右のスピーカー、筐体下部にはウーファーもあり、音と光が一体になるような没入感の高いプレイ体験になるようだ。なお筐体にはイヤフォンジャックも付いており、ヘッドフォンを持ち込んでのプレイも可能となっている。
楽曲については「HARDCORE TANO*C」の書き下ろし曲や人気曲が多数採用されているほか、REDALiCEさんがゲームのBGMも手がけるなど、がっぷり四つの協力体制が敷かれている。一方で、マーベラスらしい2.5次元ミュージカルやアニメの楽曲も含め、定番音楽ゲーム曲やJ-POPなど幅広い楽曲が採用される予定。またマーベラスと「HARDCORE TANO*C」の協力体制だからこそ実現できるような楽曲も企画中だとした。
10月19日からは、「WACCA」のロケテストが全国で実施される予定。10月19日から21日まで実施予定の「セガ秋葉原3号館（新館）」を皮切りに、大阪、岡山、名古屋で実施予定となっている。プレイできる楽曲などロケテストの詳細は、「WACCA」ティザーサイトにて公開される予定。
