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「あそぶ!ゲーム展ステージ3:デジタルゲームミレニアム」、出展ゲームやゲーム機を公開
2018年9月26日 10:14
埼玉県は、10月6日から開催予定の企画展「あそぶ!ゲーム展ステージ3:デジタルゲームミレニアム」の展示内容を公開した。
本展は、3回シリーズの「あそぶ!ゲーム展」の第3回目(ステージ3)となる展覧会。映像コンテンツとしてのデジタルゲームの進化史を解き明かすとともに、デジタルゲームに使用されている映像技術などについて解説する。2015年度に開催された「ステージ1」では、デジタルゲームの誕生から1982年までを、2016年度に開催された「ステージ2」では、1983年から1990年までのデジタルゲームが紹介された。実際にプレイできるゲーム筐体の展示を中心に、ゲームのしくみや映像技術の解説などが行なわれ、ステージ1、2合わせて9万人を超える動員を記録した。
今回の「ステージ3」では、1991年から2001年までのデジタルゲームに焦点を当て、家庭用ゲーム機「プレイステーション」をはじめ、「バーチャファイター」や「鉄拳」などの格闘ゲーム、「太鼓の達人」などの音楽ゲームを特集する。会場では、50以上のゲームが実際に遊べるかたちで展示されるほか、解説パネルや開発者のインタビュー映像などで、各ゲームのしくみや時代背景も詳しく紹介する。また、会期中は、ゲームデザイナーや研究者たちを迎えて、対戦イベントやワークショップなど多数のイベントが開催される予定だ。
10月5日21時からは、本企画展の監修も務めるデジタルゲームの第一人者たちをゲストに迎え、オープン前の会場にて、見どころを紹介するライブ配信が実施される。配信時間は22時30分までの予定。遠藤雅伸氏、馬場 章氏、ローリング内沢さん他が出演する。
展示内容を紹介
(1)格ゲー戦国時代
ゲームセンターを中心に、一大ブームを巻き起こした対戦格闘ゲームを特集。
(2)ジャンル細分化時代のデジタルゲーム
育成ゲームやノベルゲームなど、新しいジャンルのゲームや、人気キャラクターが活躍するゲームを紹介。
(3)「プレイステーション」による変革
全世界での累計生産出荷台数が初めて1億台を突破、社会現象を巻き起こしたプレイステーションを特集。
(4)32ビット機戦争と広がるデジタルゲームの楽しみ方
熾烈なシェア争いを繰り広げた32ビット家庭用ゲーム機と、インターネットの普及などによって、楽しみ方を広げたデジタルゲームを紹介。
(5)ゲーセン転換期のアーケードゲーム
家庭用ゲーム機市場の拡大にともない、岐路に立たされた90年代後半のアーケードデジタルゲームを紹介。
(6)躍動する音ゲー
90年代後半にゲームセンターに登場し、当時の音楽シーンとリンクしながら人気を博した音楽ゲームを特集。
(7)21世紀の始まりを告げる家庭用ゲーム機
DVDビデオ再生機能の搭載や、ネットワーク機能の強化など、マルチメディア機として高性能化する21世紀初頭の家庭用ゲーム機を紹介。
展示ゲーム(予定)
アーケードゲーム
・「ぷよぷよ」(1992年/セガ・エンタープライゼス)
・「餓狼伝説SPECIAL」(1993年/SNK)
・「バーチャファイター」(1993年/セガ・エンタープライゼス)
・「鉄拳」(1994年/ナムコ)
・「バーチャファイター2」(1994年/セガ・エンタープライゼス)
・「レイフォース」(1994年/タイトー)
・「電車でGO!」(1997年/タイトー)
・「怒首領蜂」(1997年/アトラス)
・「ソウルキャリバー」(1998年/ナムコ)
・「がんばれ運転士!!」(2000年/タイトー)
・「バトルギア2」(2000年/タイトー)
・「太鼓の達人」(2001年/ナムコ)、他
家庭用ゲーム
・「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」(1991年/セガ・エンタープライゼス)
・「弟切草」(1992年/チュンソフト)
・「スーパーマリオカート」(1992年/任天堂)
・「リッジレーサー」(1994年/ナムコ)
・「Dの食卓」(1995年/三栄書房)
・「レッドアラーム」(1995年/T&Eソフト)
・「スーパーマリオ64」(1996年/任天堂)
・「たまごっち」(1996年/バンダイ)
・「東方靈異伝」(1996年/Amusement Makers)
・「ファイターズメガミックス」(1996年/セガ・エンタープライゼス)
・「ポケットモンスター赤・緑」(1996年/任天堂)
・「ウルティマオンライン」(1997年/エレクトロニック・アーツ)
・「東方封魔録」(1997年/Amusement Makers)
・「東方夢時空」(1997年/Amusement Makers)
・「巨人のドシン1」(1999年/任天堂)
・「ピクミン」(2001年/任天堂)、他
「あそぶ!ゲーム展ステージ3:デジタルゲームミレニアム」概要
会期:10月6日~2019年4月7日
会場:SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ映像ミュージアム
開館時間:9時30分~17時(入場は16時30分まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
料金:大人510円/小中学生250円(常設展示も見学可能)
企画監修:遠藤雅伸氏(ゲームデザイナー)/馬場 章氏(学校法人滋慶学園名誉教育顧問)
イラストモデル制作:オガワコウサク氏(チームグリグリ)
協力:秋葉原ナツゲーミュージアム/SNK/ensoku/おにたま(OBS Live)/ケイブ/酒缶さん(ゲームコレクター)/三栄書房/上海アリス幻樂団/スパイク・チュンソフト/セガ・インタラクティブ/セガゲームス/ソニー・インタラクティブエンタテインメント/タイトー/高井商会/バンダイ/バンダイナムコエンターテインメント/ポケモン/ローリング内沢さん(ゲームライター)/他
主催:埼玉県
後援:埼玉県教育委員会/川口市/川口市教育委員会
企画:株式会社デジタルSKIPステーション
問合せ:映像ミュージアム(048-265-2500)
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※ナムコは、現在のバンダイナムコアミューズメント、またはバンダイナムコエンターテインメントです。
※セガ・エンタープライゼスは、現在のセガ・インタラクティブ〈アーケード〉、セガゲームス〈家庭用〉です。
※チュンソフトは、現在のスパイク・チュンソフトです。
※「プレイステーション」および「PlayStation」は株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントの商標または登録商標です。