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「ACE COMBAT 7」VRモードは“いつもの操作感”で没入度が桁違い!

ジジイ扱いされる「メビウス1」の活躍にも注目

9月20日~24日 開催

場所:幕張メッセ

 東京ゲームショウ 2018のPlayStation VRブースにて、フライトシューティング「ACE COMBAT 7: SKIES UNKNOWN」のVRモードがプレイアブル出展されている。

【「ACE COMBAT 7: SKIES UNKNOWN」PlayStation(R) LineUp Tour VRモードTRAILER】

 「ACE COMBAT」シリーズといえば、操作そのものは簡単でありながらドッグファイトの面白さを目一杯感じさせてくれる良さがある。筆者としては「VRになると一体どんなプレイ感になるのか?」が非常に気になっていたのだが、実際に体験してみると「想像以上に『ACE COMBAT』がそのままVR化されている!」と感じた。

 今回のデモでプレイできるのは「メビウス1」として出撃するシーン。離陸から敵戦闘機とのドッグファイトまで、一通りの戦闘ミッションを体験できる。プレイを始めて最初の方こそ「戦闘機をグリグリ動かしたら脳の認識がついていかず、ものすごく酔うんじゃないか」とおっかなびっくりだったが、実際に操作してみると、天地がひっくり返ってもグーッと急旋回しても違和感がない。つまり“いつもの「ACE COMBAT」”感覚でまったく問題ないわけだ。その操作の中で周囲を見渡すことが自由にできるので、とにかく没入度が桁違いとなっている。

 敵とのドッグファイトが始まれば、旋回操作はさらに激しくなる。敵をロックオンするため急旋回を何度も繰り返すことになるが、意図した方向に戦闘機が動いてくれるので、やはり酔いは感じない。すっかり集中して敵戦闘機を各個撃破していくと、あっという間に体験時間が終わってしまった。

視点を自由に動かしながら戦闘機を操作できるのはVRモードならでは。そのため通常モードと比べると没入度とリアリティが桁違いに感じられる

 激しい空中戦を終え、PS VRを外すと多少体ががふわっとした感じがあったが、現実の戦闘機だったら尋常じゃないほどの負担が体にかかるはずなので、むしろリアリティがある。とにかく戦闘の迫力がマシマシになるので、「ACE COMBAT」ファンならぜひ体験いただきたいモードだ。

 ちなみに「メビウス1」といえば、「ACE COMBAT 04 -shattered skies-」の主人公(プレーヤー)であり、シリーズ内では伝説のパイロットとして知られている。しかし本作VRモードで登場する若い仲間はメビウス1のことを知らないようで、「誰だそいつは?」みたいな態度を取っている。懐かしさと同時に「いいから黙って見ていなさい!」という気持ちにもさせてくれるのが、このVRモードの見どころの1つだ。メビウス1はジジイ扱いされながらどんな戦闘を繰り広げるのか。そうしたストーリーも含めて、本作のVRモードを注目しておきたい。