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「GUNGRAVE GORE」、そのゲーム内容を公開。テンポも距離もブレイクするガンアクションに新生

9月20日~23日 開催

会場:幕張メッセ

 9月20日に開催された東京ゲームショウ2018(TGS2018)1日目にて、来冬発売予定のプレイステーション 4用トランスフォーム・フルブレイク・ガンアクション「GUNGRAVE GORE」の内容を公開するプレゼンテーションが行なわれた。

 「GUNGRAVE」シリーズ最新作となる本作では、グレイヴが持つ銃「ケルベロス」を使うアクションを重視。ケルベロスをもって射撃だけでなく近接攻撃も可能にし、アクションのテンポを固定せず自由に変調するようにデザイン。「トランスフォーム」の名がついたのはこれが理由としている。

 「フルブレイク」という点も強化され、たとえば1階で2階にいる敵に向かって攻撃した場合、その敵が天井を壊して侵入してくるなど。ステージは香港やカンボジアといった東南アジアが中心の一本道ではないハーフオープンワールドとなるという。「リーパータイム」では独自のアレンジを施し、アクション性を高める。

 そして登場人物にも変化が。浅葱ミカはシードの影響が表出しはじめ、「全世界のシードを破壊する」ことを目的とした組織「エル・アルカンヘル」のリーダーに。九頭文治は“ある存在”によって再び復活する。

 グレイヴは内藤泰弘氏の手によってリデザイン。内藤氏はイメージディレクターとして開発全体に関わっており、本作を「これまで到達しえなかったレベルに達している」と話す。

 またグレイヴのモデルは内藤氏のデザインをもとにクオリティとディテールのバランスを追求。加えて写実的な感情表現のため、すべてのキャラクターにフェイシャルアニメーションを導入している。

 そしてストーリーについては、「O.D.」でシードの流通を破壊したのに続き今回はその開発元に迫る。フー・ノウズ・フーの撃破や「エル・アルカンヘル」に敵対、シードの拡大を目的とする「レイブンクラン」の壊滅を目的としている。

 イメージディレクターに就任した内藤氏は、本シリーズを「かなり荒削りながら、だからこそ他にないものが宿ったゲーム」としつつ、本作を「なぜこの2018年にやるの?」と思ったと話す。IGGYMOBの熱意に説得され、現在はシステム関連に関わっているという。「色々と壊しながら、格好良く戦うゲーム。それはこれからも徹頭徹尾変わらないので、チェックしていてください」とシリーズのファンへ向けてコメントした。