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マーベラス、プライズマシン「TRYPOD」で複数の特許を取得

新機軸のプライズマシンで、国内外の市場拡大を目指す

9月6日 発表

 マーベラスは、2017年11月から稼働している新機軸のプライズマシン「TRYPOD(トライポッド)」において、複数の特許を取得したことを発表した。

 「TRYPOD」は、プライズゲームの中心的存在であるクレーンゲームとは異なった、新しいコンセプトと機構を持ったプライズマシン。筐体に空いた大きな穴の円周部分に配置された「リングLED」の淵より複数のアームが中心に向かって突き出しており、プレーヤーは回転する「リングLED」の光を、狙ったアームの位置で止めて複数のアームを落とすことにより景品を獲得する。

 どのアームから狙って落とすかがプライズ獲得の鍵となり、アームが落ちるたびに景品がグラっと揺れて、プレーヤーのドキドキ感が増幅されるようなシステムとなっている。

取得した特許の概要

 今回取得した特許は、ゲーム筐体の形状、プライズゲームとしての機構、ゲーム(遊び)としての過程・内容など広範囲に及ぶ。これまでのクレーン型とは異なり、筐体内に設置された開口部(形状は任意)の外縁部から伸びたアームが景品を支える筐体構造、およびプレーヤーのボタン操作により開口部の外周を回転する点灯装置(LED)が停止し、アームが下部に折れ曲がることで景品が移動、落下、取得できる。特許ではその仕組みそのものに独自性が認められた形だ。

・発明の名称:ゲーム装置
・特許番号:第6375000号、第6375001号

 「TRYPOD」は2018年夏から中国、香港、シンガポール、韓国などのアジア圏を皮切りに海外展開を開始している。また、特許協力条約に基づく国際出願など、海外においても特許出願中となっている。今後も「TRYPOD」のシリーズ化、販売ルートの拡大、運営サポートなどを推進し、国内外で市場拡大を狙っていくとのことだ。

【製品スペック】
商品名:TRYPOD(トライポッド)
ジャンル:プライズマシン
稼働日:2017年11月から順次稼働開始
プレイ料金:100円~
サイズ:1,600×970×1,750mm(W×D×H)
重量;250kg
消費電力;150W