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【WF2018夏】コトブキヤの暑くて熱い夏。加速する美少女とメカとフィギュアの本能
最大の目玉はリニューアルされた「轟雷改」。ブンドドの波は高まるばかり
2018年7月29日 22:25
7月29日に開催された「ワンダーフェスティバル2018[夏]」。本稿ではその3ホールにて出展していた、コトブキヤのブースを紹介する。
今回、コトブキヤでは版権フィギュアはもちろんオリジナルプラモデルシリーズである「フレームアームズ」に「フレームアームズ・ガール」、「メガミデバイス」と「M.S.G」に「ヘキサギア」を展示。それに加え、スクウェア・エニックスより今秋稼働開始予定の「星と翼のパラドクス」体験コーナーが設置された。
また、同時に電脳少女シロさんのフィギュア化決定に伴う付属表情パーツのアンケートを実施。ブースでは同氏の動画とともに原型が展示されていた。
「轟雷改」がリニューアルされて登場決定!新たな素体も
「FAガール」コーナーでは、新たな素体「レティシア」が登場。現在発売されている「イノセンティア」と同様、メカ耳パーツや背面装甲、サイドツインテールが収録されるようだ。
このほかにも現在企画が進行中の「ガオガイガー」、「輝鎚」、「マガツキ」、「装甲娘」コラボシリーズや発売が決定した「グライフェン」、「シルフィー」などが展示されていたが、とくに目を引いたのが「轟雷改 Ver.2」。
そもそも「轟雷改」はTVアニメ版「FAガール」の終盤で登場、轟雷のマスターである源内あおの力により完成した白いフレームが特徴の強化された轟雷。初回限定版Blu-rayディスク第4巻の特典として付属したキットであった。それが轟雷本来の配色で、さらにスカートの可動や「イノセンティア」で実現した関節のリニューアル、腿装甲の可動化、背部砲のスライド可動に新規造形(めちゃかわいい)顔パーツと3mm経追加ジョイントと3パターン2種(計6種)の胸部装甲――と、てんこもりの新要素を引っさげて12月に登場するのである。轟雷自体そこそこに年季の入ったFAガールであるため、今回のリニューアルはとても嬉しい。
新メガミは「神」。コラボ作品も続々
「メガミデバイス」コーナーには10月発売が決定した「アリス・ギア・アイギス」とのコラボメガミ「吾妻楓」をはじめ「朱羅 蒼衣」シリーズ、「SOL ラプター」、「武装神姫 猟兵型エーデルワイス」などを展示。
ここで展示されていた新モデルは「弓兵」の新カラー「桜鬼」、「Chaos&Pretty」の新カラー「DARKNESS」、そして「アリスギア」より登場する「兼志谷シタラ」と第10弾、11弾メガミの原型。さらに「アリスギア」とのコラボ第3、4弾として「一条綾香」と「相川愛花」、「アマテラス」と「スサノオ」の名を冠する新メガミ、「武装神姫」よりBLADE氏がデザインする「チェシャ猫型タオニャオ」の製作が発表された。
「チェシャ猫型タオニャオ」には「BLADE素体」とされる新素体、「兼志谷シタラ」には専用の従来メガミより小さめの専用素体が使用されている。「アマテラス」と「スサノオ」のデザインは「朱羅」を手がけたNidy-2D-氏だろうか。いずれも発売が楽しみな作品だ。前回のワンフェス冬でも展示されていた「ランサー(仮)」と「ランチャー(仮)」の発売時期も気になる。――実際に見てみると「BLADE素体」もシタラ素体も絶妙に小さく可愛い。彩色原型の完成を切に願う所存である。
「M.S.G」の止まらぬ疾走。新ウェポンは垂涎の逸品
ブンドドライフに花を添える「M.S.G」の展示コーナーでは、次々とリニューアルが発表される「ウェポンユニット」シリーズより2製品が登場。「ニュースナイパーライフル」と「ウォーターアームズ」だ。
「ニュースナイパーライフル」はストックの伸縮に加えボルトアクションを再現。レバーを引き薬莢を排出するシーンを演出できる。凄いぞ。「ウォーターアームズ」は「塗り性能が高そう」だとか「薄め液で洗いたくなる」とか、見るユーザーによって感想が変わりそうなウェポンだ。製品となる際には一部の成形色にクリアーが使用される。
大型の「ヘヴィウェポンユニット」からも新製品「ウィングユニット(仮)」が登場。刃のように鋭い翼を追加するとともに、組み替えで武器へと変貌する。翼のマウントパーツは随所に可動軸を設け、立体的に動かせるという。
そして「馬」。一瞬目を疑った。これが「ギガンティックアームズ07 ルシファーズウイング」の全貌だ。大空を羽ばたく翼と地を駆ける脚のギガンティックコンビネーション。これが合体して巨大な甲冑となり、展開ギミックを備える巨剣「ギガスラッシュエッジ」を構えるのだ。これまでに登場した「パワードガーディアン」と「アームドブレイカー」とは一線を画す、後光が差しそうな美しさを備えている。