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ゲームで入賞すれば仮想通貨をプレゼント! 対応第1弾は「ウィムジカル ウォー」!

乃木坂46と欅坂46のメンバーが1,500円もらったら何をする?

7月27日 発表

 GMO インターネットは、ゲームアプリ内でゲームの報酬として仮想通貨を配布できるサービス「CryptoChips」の対応ゲーム第1弾として「Whimsical War(ウィムジカル ウォー)」が決定したと発表した。「ウィムジカル ウォー」において8月6日よりランキングに応じてビットコインを報酬として配布開始する。

 服部直人ゲーム事業部部長は、「これまでもゲームの報酬として金品や商品などを送るサービスがあったが、リージョンごとに問題などもあり、全世界でサービスを行なっているゲームにおいて全ユーザーを対象に報酬として金品などを配布することは難しかった」と説明。

 「CryptoChips」では仮想通貨の利点を活かし、現在130カ国でサービスを行なっている「ウィムジカル ウォー」において、ランキング上位入賞者にビットコインを配布する。期間は隔週で開催されるランキングイベントにおいて1,500位までに入賞したユーザーに、順位に応じて最高1,500円程度から100円程度のビットコインが配布される。

 参加するには、ユーザーはウォレットのアプリをダウンロードし仮想通貨の口座を作成。作られたビットコインアドレスをゲーム内で設定するだけで、入賞すれば自動的に口座にビットコインが振り込まれる。なお、ゲームの対象年齢は13歳であるため、13歳以下は参加することが基本的にできない。また、ビットコインを法定通貨に換金するためには、別途基準年齢をクリアする必要がある。ちなみに仮想通貨のレートは常に変動しているため、賞金額についてもビットコイン1,500円“相当”となっている。レートについては賞金が振り込まれる時点でのレートを想定しているという。

GMO インターネットの服部直人ゲーム事業部部長が「CryptoChips」の説明を行なった
「CryptoChips」はゲームの成績に応じて賞金を贈るシステム
「ウィムジカル ウォー」では、隔週で開催されるランキングイベントに入賞した上位1,500人にビットコインが贈られる、ユーザーオペレーションは簡単だという

 「ウィムジカル ウォー」は、キャラクターを移動させて陣地を広げていき、より多くの陣地を取った方が勝ちとなる対戦型のアクションゲーム。勝利条件は、前述の“より多く陣地を取った方が勝ち”となるルールのほか、フィールドにある敵側の“タワー”を破壊しても勝利となる。登場するキャラクターは可愛らしい動物たちで、それぞれスキルを持っており、どのキャラクターを使いどのような戦略で戦うかが重要となる。

 たとえば動作が遅いキャラクターでも倒された瞬間に大きな陣地を取得することができる特殊なスキルを持ったキャラクターもおり、こういったキャラクターをどこに配置するかも重要な要素の1つだろう。アイテム課金制のゲームだが、服部氏によれば「最近ゲームを始めた人でもランキングに入賞しており、ランキングで上位に行けるかどうかは戦略次第」と言い、世界ランキング2位のユーザーは実際に無課金ユーザーなのだという。

 「ウィムジカル ウォー」におけるイベント参加者数は数万人ということでハードルは高いが、どういったキャラクターを育て、自分の戦略にあったデッキを組み敵と戦うことで、十分にランキングに入ることもできると服部氏は話す。

【「ウィムジカル ウォー」ゲーム動画】

 イベントには、アイドルグループ「乃木坂46」の秋元真夏さんと西野七瀬さん、「欅坂46」の菅井友香さん、長濱ねるさんが登場。ゲームに勝つだけで、お小遣い程度とはいえビットコインがもらえるということで秋元さんは「大人になるとお小遣いもないので、嬉しい。秘密のお小遣いということで、もらえればラッキー」とコメント。

「乃木坂46」の秋元真夏さん
「乃木坂46」の西野七瀬さん
「欅坂46」の長濱ねるさん
「欅坂46」の菅井友香さん
1,500円のお小遣いがあったらどう使いたいかという質問に各メンバーが答えた。秋元さんは1粒1,500円くらいの高価なイチゴが食べたいとか。菅井さんは「メンバーや乃木坂さんとかき氷を食べる会合をやりたい」と提案。各メンバーも嬉しそうに頷いていた

 また隔週で行なわれるランキング入賞において賞金が配布されるだけでなく、オフラインイベントとして、賞金総額300万円相当のビットコインをかけた大会「ジントリチャンピオンシップ 2018」が開催されることが発表された。優勝者には150万円相当のビットコインが贈られるほか、参加賞なども用意されている。菅井さんは300万円あれば何をしたいかを聞かれ、「ブラジルに旅行に行って珍しい果物を食べたい」とコメント。

賞金総額300万円相当のビットコインをかけた大会「ジントリチャンピオンシップ 2018」が開催される

 発表会ではデモプレイが行なわれたが、ゲーム画面を見たメンバーは動物の可愛らしいデザインを見て一斉に「カワイイーー!」と声を上げた。西野さんは柴犬のキャラクターがお気に入りのようで、ゲーム制作者にしきりに質問をしていた。一方、長濱さんはウーパールーパーのキャラクターが気になった様子。

 「ウィムジカル ウォー」の横山プロデューサーと須田ディレクターによるデモプレイは、開始直後は順調に陣地を拡げていた須田ディレクター側が優勢だったが、中盤で強力なキャラクターを投入し始めた横山プロデューサー側が形勢を逆転。そのまま押し切って勝利を手にした。試合を見ていた秋元さんは「白熱した戦いで、逆転もあったりして試合の行方は最後までわからなくて面白かった」とコメント。長濱さんも「キャラクターが可愛く、女性も楽しめると思うので、是非ダウンロードしてプレイしてみてください」とアピールした。

デモプレイを行なった横山栄介プロデューサー(左)と須田真広ディレクター
ゲームについて色々質問していた西野さん
「ウィムジカル ウォー」のゲームスタート時にするポーズ「レッツ、ジントリ」を決める西野さん
ゲーム好きで知られる西野さん。画面を食い入るように眺めていたのが印象的
試合は須田ディレクター優勢だったが、中盤で横山プロデューサーが逆転し、押し切った