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【特別企画】AndAppではじめる「PC複窓アソビ漬け」のススメ
クエ回しもイベ周回も楽ちん。そう、PCならね
2018年8月24日 06:00
夏である。連日の猛暑で外出する気も失せる(ただしイベントや趣味のためなら別)。こんな日は涼しい場所でだらだらと遊んでいたいものだ。
そんなときに活用できるのが、スマートフォンゲームをPCで楽しめるプラットフォーム「AndApp」。「グランブルーファンタジー」に始まり「アイドルマスター シンデレラガールズ」や「SideM」、「FINAL FANTASY Record Keeper」など22タイトルを遊べる。
□対応タイトル一覧
https://www.andapp.jp/apps/?from=header
これで何がやりたいのかというと、「作業のついでにPCで作業や動画鑑賞を楽しむ」ことでわざわざPCを使ってスマートフォン用のゲームを遊ぶメリットを紹介したい。
全体を通したAndAppを使うメリットは、まず減りやすいスマートフォンのバッテリーや通信料を気にしないでいいこと。次にウィンドウを複数開くことによる作業の効率化が可能なこと。とくに夏休み期間やクリスマス、年末には大型イベントが重なることが多いため、タップする箇所が多いなど複数の工程が必要なゲームはPCでプレイして、決められた場所をタップするだけの単純作業は利き手とは逆にスマートフォンを持って……というように、忙しいときほどPCの併用は重要になる、と思う。
参加選手紹介
さて、では実際にAndAppを使うPCを紹介する。AndAppの利用にはそれほど高いスペックが必要なわけではなく、今回はPCを使った作業とAndAppでのゲームプレイを並行して行なえるPCをマウスコンピューターさまより貸与いただいた。
まずはじめにノートPC「m-Book F536EN」。約2.1kgと軽量で、AndAppでのゲームプレイはもちろんネットサーフィンやテキストエディタの使用といった軽めの作業なら容易にこなせる。サイズは少し大きめの377×257×31.9mm(幅×奥行き×厚み)。
【m-Book F536EN】
CPU:Core i3-7100U
GPU:インテル HD グラフィックス 620
メモリ:4GB
ストレージ:500GB HDD
ディスプレイ:フルHD15.6型ノングレア(1,920×1,080ドット表示)
サイズ:377×257×31.9mm(幅×奥行き×厚み)
重量:約2.1kg
OS:Windows 10 Home 64bit
次にゲーミングPCブランド「G-Tune」より「NEXTGEAR MICRO im610BA1-TV」。インテルの第8世代CPUであるCore i5-8400を搭載し、GPUにNVIDIA GeForce GTX 1050を装備。1TBの大容量HDDを積んでいる点も頼もしい。今回はこの2台を使用していく。
【NEXTGEAR MICRO im610BA1-TV】
CPU:Core i5-8400
GPU:NVIDIA GeForce GTX 1050
チップセット:インテル B360
メインメモリ:8GB
ストレージ:1TB HDD
電源:500W 80PLUS BRONZE
OS:Windows 10 Home 64bit
ノートPCで外出中にサクッと周回
「m-Book F536EN」は目を見張るほどのスペックを持っているわけではないが、その軽さを活かして大きめのカバンにズドンと入れ、外出先でドカンと出して作業中にちまちまとゲームを遊ぶのに使える。
筆者は「グラブル」を遊んでいるのだが、グラブルにはオート戦闘に加えて「アビリティレール」と呼ばれる戦闘中にタップしたボタンをストックして順次発動するという便利機能がある。これを利用して経験値を多く獲得できるクエストを開始、オートにして放置、完了したらまた開始して放置……とやって、作業中の間隙を縫って余りやすいAPを消費するわけだ。
そう、これこそAndAppをつかってスマホゲーを遊ぶメリット。長時間続けて遊んでいると減りやすいスマートフォンのバッテリーをPCに肩代わりしてもらう。そして片手でボタンをタップしなくてよくなったぶん、両手でキーボードを叩ける。しかしゲームの周回は進むのだ。なかなかに効率的。
デスクトップPCで腰を据えてどっぷり遊ぶ
「NEXTGEAR MICRO im610BA1-TV」はゲーミングPCとして十分なスペックを備えている。第8世代CPUの持つ6コア12スレッドの処理速度とGeForce GTX 1050のパワーにものを言わせて少しくらい無茶に見える環境も構築できてしまう。
「無茶に見える環境」。そう、せっかく据え置き型のハイスペックなPCがあるのだから、PCがなければできないことを徹底的にやってしまおう。スマートフォンではタスクを切り替えなければできない「複数アプリ/ウィンドウの展開」、そして「複数ゲームの起動」。情報過多にも思える超マルチタスクによる趣味に頭の先までどぼんと浸かった状態を実現する。3Dゲームのプレイにも十分耐えうるスペックであるため、AndAppに限らず様々なPCゲームも同時に遊べる。
今回筆者が展開した環境はニコニコ動画での動画視聴(+Twitterなど9タブ)、「シンデレラガールズ」と「SideM」、「FFRK」そして「グラブル」2ウィンドウの起動。折しも「グラブル」ではチームでしのぎを削る「星の古戦場」期間中。仲間がどれくらいの速度で戦闘を消化しているかを観察しつつ、自分でも戦闘をこなし、チャットで連携を取る――はずだったが、今回は原稿執筆のため別のメンバーにその役目を代わってもらった。この場を借りてお礼を申し上げたい。でも実際そんなことをしてもPCのパフォーマンスは軽快なので、安心して遊びまくれる。
ところで「グラブル」に関しては、筆者はGoogle ChromeのAndApp ブラウザ版でプレイしている。通常のAndApp版では不可能なマルチウィンドウがChrome版でなら可能だからだ。そしてAndAppで起動したゲームはウィンドウサイズの変更も可能なので、小さくすればコンパクトでディスプレイ全体を見やすく拡大すれば大画面で推しキャラクターのビジュアルを眺められる。ウィンドウサイズを圧縮したり、逆に巨大に展開して自分なりの作業環境を構築していきたい。
PC、だからこそ遊ぶ。
AndAppは便利だ。PCが必要な作業のついでにゲームができる。しかもスマートフォンのバッテリーを必要としない。今回紹介したように、ノートPCでなら出先の作業と並行して、デスクトップPCならゆっくりたっぷりと自分の世界に身を浸してゲームを遊べる。
そう、PC「だからこそ」できることがある。今回やった動画視聴とゲームと原稿作業を並行して走らせるのもそうだ。趣味が多いとそのぶん使える時間が減り、時間が減れば他の趣味に費やす時間が減る。ならせめて、まとめられることはまとめてしまおうと思ったのが、本稿を書くに至った経緯である。読者の方々もAndAppでまとめられるスマホゲーがある場合、もしくは自分のPCを持っていない場合。安価でそこそこハイスペックなPCがある今がデビューの時だ。