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いつかはスーパーマンやバットマンと戦うぞ! ルーキーのオリジナルヴィランが活躍する「LEGO DC Super-Villains」
2018年6月16日 16:39
ワーナーブースで体験できた「LEGO DC Super-Villains」はとてもユニークなゲームだ。北米での発売は10月16日、日本では未定。DCコミックの“悪役”達が大活躍する作品である。
映画「スーサイドスクワッド」がヒットしたが、「LEGO DC Super-Villains」はDCコミックのヴィラン(悪役)達が主役となる。いけ好かない優等生のスーパーマンや、根暗のコスプレ野郎のバットマン、最近調子に乗っているワンダーウーマンを相手に戦いを繰り広げていくのだ。
本作の最大の魅力が「オリジナル悪役」が主役になっているところ。顔や腕、様々なパーツを選びルーキーのヴィランを組み立てる。特殊能力を持つパーツもあるようで、様々な姿のできる。ヴィランらしく、ワニのしっぽや、虫の羽、紫色の肌など様々な悪役っぽいパーツがそろっている。彼は本ゲームの“主役”として、他の悪役に負けない活躍をしていくのである。
「レゴゲーム」は本当に独自の進化を遂げている。ユーモア溢れる楽しいストーリーで様々なキャラクターを描写し、オリジナルストーリーを描いていく。「レゴ マーベル スーパー・ヒーローズ2 ザ・ゲーム」では多彩なマーベルヒーローズ達をレゴキャラクターとして再現、それぞれの特殊能力をゲームとして表現し、完成度の高いオリジナルストーリーを組み上げていた。
その手法は本作でも活かされている。多彩な悪役がそれぞれのスキルを活かして難局を突破、群がる警官達を吹き飛ばして破壊しながら進んでいくのは独特の楽しさがある。そしてジョーカーとハーレイクインのキャラの濃さはやはり楽しい。原作を調べてDCコミックの世界をより一層知りたくなる。
その中でもやはり楽しいのが「オリジナルヴィラン」である。たくさんのキャラクターが出てきてもやはりヴィランとなるとよっと「あのキャラクターを操作できるのがうれしい」という気持ちはどうしても薄くなってしまう。本作はそういったプレーヤーの心を考え、オリジナルヴィランをピックアップしているのだ。
オリジナルヴィランは外見を変えるだけでなく、ステージが進むごとに特殊能力を開花させていく。悪役の中で存在感を高め、ついにはヒーロー達とも戦う存在になってくれそうで、ゲームの大きなモチベーションとなっている。ステージも凝っており、ぐいぐいと引き込まれてしまうゲームだ。