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「War Thunder」、大型アップデート1.79を実施

ついに、陸上自衛隊「90式戦車」を実装

6月12日 実施

 DMM GAMESは、ガイジン・エンターテインメントと協業しているプレイステーション 4/Windows用コンバットシミュレーター「War Thunder」において、6月12日に大型アップデート1.79 「プロジェクトX(Project X)」を実施した。

 兵器技術の限界を押し上げるアップデート「プロジェクトX」により、航空サウンドの大幅改良と日本の陸上自衛隊「90式戦車」を代表とする現代戦車が実装された。さらに、自衛隊の戦車部隊マークが貰えるキャンペーンもスタートしている。

【War Thunder: update 1.79 "Project-X"】

大型アップデート1.79「プロジェクトX」

 「プロジェクトX」では、20以上の新しく改良された地上車両と航空機のほか、戦車戦のためのイタリア半島をモチーフにした大規模な新ロケーションと新マップ「ラドガ」が追加されているほか、全ての航空機に影響する徹底的なサウンド改善も施されている。

 また、利用可能な近現代的車両の選択が1990年代初頭まで拡大された。ゲーム内で最も現代的な戦車は、日本が陸上自衛隊の「90式戦車(Type 90)」で、ドイツは後期改修型のレオパルト2A4。フランスはAMX-40が登場し、ソ連はT-62М-1が追加された。イギリスは、工兵戦闘車用のセンチュリオンAVREの近代化改修型が実装され、アメリカはクライスラーとゼネラル・モーターズ2つの競合するXM-1プロトタイプを確認できる。このうちの1つは、後に「War Thunder」でも利用可能の有名なM1エイブラムズへ進化した。

レオパルト2A4
T-64BV

デカール配布キャンペーンを実施

 「90式戦車」の実装を記念して、陸上自衛隊の戦車部隊のマークを描いた、ゲーム内の兵器へ自由に貼ることのできるデカールを配布するキャンペーンが実施される。8月頃に実施予定の時期アップデートにて、各種条件を達成したアカウントへデカールをプレゼントする。

左から、「第71戦車連隊」、「第72戦車連隊」、「第73戦車連隊」

「防護分析」機能

 さらに、格納庫では「防護分析」機能を利用できるようになった。本機能により、戦車を選択した際、戦車の一部脆弱性を確認することができる。攻撃する場合は、対象の戦車・砲弾の種類・射撃距離と方向を設定可能。攻撃された場合は、複雑なアルゴリズムにより跳弾や貫通で、どのモジュールが攻撃によって損傷する可能性があるかが表示される。

新しい航空機が登場

 アメリカ海軍のジェット攻撃機FJ-4Bフューリーやソ連のIL-28Shジェット爆撃機、ドイツの双胴重戦闘機Bf 109Zのほか、ゲーム内初のルーマニア国産のI.A.R. 81-Cなど多くの新しい航空機が登場する。

FJ-4B フューリー
Bf 109Z ツヴィリング

その他

 本作の航空機には、全く新しい兵器を搭載可能。遠隔操作による爆弾は、軌道をわずかに修正して、目標をより正確に狙うことができるため、艦船に対する完璧な攻撃兵器といえる。

 複葉機からジェット機まで全ての航空機のエンジン、武器、機構などに新しい効果が施された。サウンドエフェクトは、プレーヤーの視点や実際の兵器の位置によって、現実的に変化する。閉め切ったコックピットは、外部の雑音を適度に抑え、パイロットが機体内部の動作音を聞くことを可能にし、弾丸や飛行機の息吹を持続的かつ認識可能な状態にする。

 アップデート1.79「プロジェクト X」の詳細は、公式サイト等の情報を見てほしい。